外来で高性能体組成計を導入したようなので試してみました
小職の身体づくりのコンセプトは徹底して無駄を省くこと
だから、職業や日常生活の内容によって、ひとそれぞれ最良のバランスは異なるでしょう
最近、見た目だけのために無駄に筋肉を肥大させようとする風潮がありますが、脂肪はもとより、筋肉も同様に無駄に蓄えると良くありません
そうしたい動機が、劣等的感情複合、いわゆるコンプレックスから来ているものであれば特に注意する必要があります。そもそも見た目だけを良くしようなんていうのは煩悩だし、潜在意識の領域での違和感や窮屈さを感じさせます。見た目だけのものは用の美が備わらず、結果的に目標を達成できません
動かさずに凝ってしまうと不快の元にもなります。維持のために腹も減るようになり、余計に栄養を取らなければならなくなります
固くて使えない筋肉を増やすよりも、脳を開発して筋肉をより複合的、効率的に働かせば、より少ない筋肉で同じ仕事量をこなすことができます
無駄な筋肉を蓄えるのは、脂肪を蓄えるよりはずっと良いけれども、合理的ではありません
脂肪は飢餓への備えで、そこそこ最小限は蓄えておいたほうが良いかもしれませんが、これを無駄に蓄えられた脂肪の言い訳にしてはなりません
運動は、筋肉の肥大を狙うよりも、筋肉を柔らかくすることと循環の改善を目的として行います。そうすると、結果としてバランスよく必要な筋肉がついてきます
栄養も健康的なバランスの良いものを好んでいれば、制限という概念もなくなります
大好きなフルーツ、ナッツ、ハチミツなどは好きなだけ食べているけれども、適量で満足が得られるため食べ過ぎにもなりません。その分、菓子などは積極的に自分から買ってまでは食べません。たまに頂き物を食べてみると、たしかに美味しいとは思うし、ようこういうものを開発したなぁと努力には敬意を払いますが、そのあと胃もたれします
身体組成は大体狙い通りになっていました
そして、こうしようという目標に乗せることができるのは、こころの働きになります
基礎代謝で燃えやすいというのがエコでないので少し気になります
食べ物では、ケアンズ産ハチミツと、クルミやアーモンドなどナッツとの組み合わせは最高ですので、どうかお試しください
1972年静岡県生まれ。 1997年北里大学医学部卒。 内科医。 現代西洋医学と補完代替医療、思想・哲学の良い点を取り入れ、ホリスティック(全人間的)な視点から医療を考察・提案。 臨床医として日常診療に役立てている。 資格:日本内科学会認定医、日本補完代替医療学会学識医、日本温泉気候物理医学会温泉療法医、日本旅行医学会認定医、日本消化器病学会専門医、日本消化器内視鏡学会専門医。