中央大学水泳部の皆さん
中央大学水泳部 コーチ:森谷 暢(TORU MORIYA)さんにお話を伺いました!
3月2日~3月24日までの間、中央大学水泳部の選ばれし6名の選手達が4月に行われる世界水泳選手権の選考会も兼ねた日本選手権に向け
Q.なぜケアンズを合宿場所に選ばれたのですか?
A.日本が寒い時期なので、日本の夏のような温暖な環境で選手の代謝をあげながらトレーニングをするためケアンズを合宿場所に選びました。過去には高所トレーニングのためにニューサウスウェールズ州のスレドボに何回か訪れたこともあります。オーストラリアの以外でもマレーシアでも合宿を行ったことがありますが、明らかにケアンズのほうが快適に過ごせます。
Q.どのくらいのトレーニングを行っているのか?
A.3日に1回のお休みのペースで、1回のトレーニングは午前と午後の2回に分けて行っており一日で約14,000mほど泳いでいます。
Q.日本で行うトレーニングとの違いは?
気候もそうですが、中央大学水泳部に所属している約30人いる選手の中から選ばれしものだけが海外合宿に来れるため、選手の意識も変わり、よりトレーニングに集中が出来るところが大きな違いです。また海外の合宿では、日本と違って思い通りに行かないことのほうが多く、その経験が選手にとってとても重要です。将来日本代表になったとき、海外遠征などで想定していないことが起きることもしばしば。メンタル面もこの合宿では鍛えることが出来ると思っています。
Q.どのような食事を取られていますか?
朝食はホテルまたは自炊で、昼食と夕食はエッジヒルのHARUKAさんで日本食をメインにヘルシーな食事を取っています。日曜日だけ市内のレストランで食事をしています。リビング・イン・ケアンズのクーポンを使いHogs Breath Cafeでステーキも食べました。
Q.お休みの日は、どこか観光に行かれましたか?
全員でグレートバリアリーフへ泳ぎに行きました。またスカイダイビングやラフティングをやった選手たちもいます。休みの日の選手の過ごし方は自由で、アクティブにツアーに参加して遊ぶ日もあれば、のんびりとホテルで過ごす日もあります。
ケアンズ滞在中は大型の車を借りて、コーチが自らが運転を行い各場所に移動をしているとの事でした。見知らぬ土地で合宿を行うことによって、チーム全体の団結力も高まり、日本では出来ない経験とトレーニングを積まれていました。ケアンズで合宿を行った選手たちが2020年の東京オリンピックで活躍することに期待しましょう!
練習中の選手たちの表情は真剣そのもの!
迫力のあるバタフライは見応えあり!
Tobruk Memorial PoolにJAPANの文字が!