身体の不調から肌荒れに悩む人まで“Elimination Diet”といういくつかの食材を3週間ほど排除していただくダイエットをお勧めすることがあります。そして、身体に変化が現れるかを記録する。
何を食べたら自分の体がどう反応するか?自分で自分の身体の声を聴き実感することで、体調不良の原因となる食物を発見できる一番手短な方法の一つです。 健康志向の高い人であれば、
グルテン(小麦)フリーなんて聞いたことがあるでしょう。その他乳製品や糖分、化学調味料や保存料など、身体の免疫力や腸内菌を狂わせるであろうとする食物をしばらくカットしながら体調をチェックしていきます。
実際、グルテン抜きを例にあげても、実践中は何も変化がない!という人が、パンや麺類を食べる生活に戻ったとたん、体調が悪くなり、その際に“自分の身体と食べ物との相性”に気付かれる方もいらっしゃいます。
ちなみに、セリアック病や小麦アレルギーは、グルテン抜きの生活を一生余儀なくされる一方、このダイエットはあくまでも一時的なものです。人によってはリスクを伴うこともありますのでDrや資格のあるプラクティショナーのアドバイスを受けながらの実践をおすすめします。
自分に合う合わない食材を理解することで、摂取量を控えたりカットしたりと、不調が緩和できれば生活の質もあがりますよね。
最後に、60年前と比べ、今は天然に存在しない化学合成物質や添加物食材がいたるところにはびこり、化学肥料や農薬、遺伝子組み換えによって不自然な穀物や家畜までもが増えてしまっ
ています。是非この環境変化が与える身体の影響も忘れないでください。