ここ最近、ケアンズでもAirbnb(民泊)を営む人の数が急増しています。
人口が増え、旅行業も好調なケアンズでは、住宅不足、宿泊施設不足が慢性化してきており、Airbnbの需要も高まっています。オーストラリアのAirbnbは、オーナーが自宅の一部や離れを旅行者に貸し出している場合が殆どです。オーナーはAirbnbサイトに物件を登 録し、宿泊希望者からの予約を受け付け、伴を渡し、滞在中は宿泊者からの質問や要望に対応し、チェックアウト後は部屋の清掃、リネンの洗濯と交換を行います。これらの作業を専門業者に頼むことも出来ますが、業者を使うことになれば、人件費の高 いオーストラリアでは、部屋数が多い物件でない限り利益が出ません。場所や物件、稼働率にもよりますが、一般的には、一部屋、二部屋の物件をAirbnbで貸し出して、ある程度の収益を上げるには、オーナー自らが作業を行うことが求められます。 Airbnbの数が増えたことで、Airbnbの価格競争が起きているのも事実です。安定した稼働率をキープしたいオーナーは、貸自転車を用意したり、Netflixを設置したり、部屋のリノベーションをしたりと、サービス内容向上の努力をしています。
ケアンズのAirbnbに宿泊する日本人旅行者の数も増えています。一般家庭へのホームステイに近い感覚で滞在するAirbnbは、オーナーとの触れ合いを通して、地元の人の生活を垣間見ることが出来ます。Airbnbには世界中からの旅行者が滞在しているので、オーナーも外国人が話す英語には慣れています。英語に自信が無 い方でも、身振り手振りで伝えれば意思疎通は取れますので、気軽に利用されてみてはいかがでしょうか。オー ナーから地元の人に人気のお店やスポット、イベントを紹介して貰ったり、現地の生活習慣を学ぶことで、ホテル滞在では経験できない、思い出深い旅にすることができるでしょう。