クリスマスにお正月は、多くの方が国内&海外旅行をされる時期です、今回はビジネス旅行の経費や有給休暇に関しての情報です。
TRAVEL EXPENSES:ビジネストラベル経費
ビジネストラベル経費の例は、現在の仕事に関連したセミナーに参加をした、旅行プランなどの下見に行った、取引先へミーティングに行った、などとなります。またすべての旅程のうちに、何日がビジネス目的である場合は、全日程中の仕事関係の日程を按分してビジネスの割合だけを経費計上します。また、すべてのレシート、また、日程表などを保管する義務があります。経費には宿泊代、食事代、タクシー代等が含まれます。
TRAVEL ALLOWANCE :出張手当
会社は、ATOが承認する1日の設定レートで、従業員または事業主に「合理的な旅費」を支払うこともできます。この方法の場合は、従業員は宿泊費や食事や付帯費を実証するために領収書を保管する必要がなくなります。 これらの支払いは、会社側が経費として計上することができます。また、従業員へは非課税として手当をだすことができます。
LIVING AWAY HOME ALLOWANCE:赴任手当
家からかなり離れた仕事場に赴任となり、一時的な居住地として別途家を賃貸するなどして長期滞在する場合には、赴任手当を得ることができます。これもATOの設定レートがあり、運賃や宿泊施設の代金を使って従業員に手当として支払われます。この場合もATOの条件がありますが、レシートを保管しないでいい条件と、保管する義務がある条件があります。
GENERAL ENTERTAINMENT:接待や娯楽費
接待費はオーストラリアでは税金控除ができません。これには、ビジネスミーティングのための食事も含まれます。特にお酒類は夕食に食事と一緒に支払った場合でも経費計上はできません。 しかし、ビジネス旅行の際の食事や飲み物(酒以外)などは、経費控除できます。
ANNUAL LEAVE:有給休暇
オーストリアの雇用者は有給休暇と国民の休日にはお給料を従業員に支払う義務があります(カジュアルを除く)。52週間のうち4週が有給であり、この割合で従業員の労働時間に対して、毎週累計されていきます。これは普通の毎週の労働時間に基づいて計算されます、残業時間にはこの有給の計算はされません。また、国民の休日や祝日、週末などには時給が高くなります。これらのレートはFair workに詳細があります。法律に従ったお給料を支払うことは雇用者の義務ですので、正しいレートを支払っているか、ご確認されることをお勧めします。
ANNUAL LEAVE PAYOUTS 有給休暇現金精算
有給休暇を消化するために、現金で清算することができます。この場合は雇用者と従業員の両者が合意したという事を書面にて保管してください(両者のサインが必要です)。また、仕事を辞める際にも、残りの有給休暇は現金で支払われます。この際の一括払いのお給料から差し引かれる税金の額は通常よりも低いレートにすることも可能です。
詳しい詳細はフェアワークのウェッブサイトを参照ください。www.fairwork.gov.au
質問などがございましたら、www.bcaccountants.com.au または
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