＊＊注：これは3年前の4月のブログです。

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オーストラリアでは先週末は
「イースター」でした。

イースターとは、要はキリスト
の復活をお祝いする日
だそうですが、クリスマスのように
日にちが決まっているわけではなくて、

「春分の日の後の最初の
満月から数えて最初の日曜日」

だそうで、毎年変わります。

そしてその日曜の前の金曜は
Good Fridayと呼ばれる祝日。

次の土曜日はHoly Saturday
でこれまた祝日。日曜がEasterで、
しかも月曜までEaster Monday
と呼ばれる祝日。

・・・ってどんだけ
イースターひっぱるんだよ！
絶対イースターにかこつけて仕事休みたいだけでしょ！

とにかく一般の方は、金曜から
月曜まで4日間お休みだったわけです。

日本で言うGW的な
位置づけかもしれませんね。

イースターの間に良く見かけるのが
なぜか「ウサギと卵」。

たぶんだけど、ウサギは子沢山で
有名らしいので、そのウサギと、
生命の象徴である卵が組み合わさった
のだと思いますが、その「ウサギが
カラフルな卵（中はチョコ）を庭に
隠すのを子供達が見つける」というのが
伝統的なイースターの過ごし方みたいです。

あれ？キリストは？

って感じですが、イースターは
春が来たのをお祝いする意味も
あるみたいですね。

このお休みを利用して旅行に
出かけたりするオージーは多い
のですが、私もそれに便乗して今回は、
ケアンズのおススメツアーのご紹介。

って言っても実際に行ったのは
先週末じゃなくて、先月なんですが。
それを今回、思い出して書いてるだけなんですが笑。

とにかく、ケアンズに住んで早10年。
ずーっと行きたかったけど、機会がなかった
Josephine Falls！






ここは車でケアンズから約1.5時間
南にいったところにあります。

車がない方は、ここでツアーも
申し込めます。残念ながら日本語
ツアーはないみたいです。

http://www.cairnsattractions.com.au/explore/getting-back-to-nature/josephine-falls.416.html#tab_tours

どうして行きたかったかと言うと、
写真でも分かるように、ここでは
「天然岩でできた滑り台」
が体験ができるからなんです！
すごいでしょ？！

当日は小雨が降る中、到着。

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車を置いて、50mほど歩きます。

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そして到着！

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着いたときには、例のツアーできた
大人達が滑り台を満喫中。

ガイドさんが写真を撮って
あげていました。ここは流れが
速いところもあたりするので、
十分注意が必要です。

私達もガイドさんにそのポイント
を教えてもらって、早速、入水、
そして滑ってきました！
良い意味で！

すっごい楽しかったけど、もう1つ
皆さんへ、安全にJosephine Fallsを
楽しむためのアドバイス。

それは




滑るゾ！注意！

という事です。

なんと私、まさに絵の通りに例の
滑り台の上で順番待ちをしている
ときに、スッテンコロリン！

頭を強打！

打った瞬間は目の前がグラグラ
して、しばらく動けませんでした。

肝心の夫はその時、向こう岸にいて、
滑る私を撮影しようとケイタイを用意
していて見ていなかったようで、
頭を押えている私に

「おーい、カメラ準備オッケーだよー！」

と陽気にジェスチャーで伝えてきてるし・・。

とにかく、帰るにはこの滑り台を
滑るしかない。そして泳いで、
向こう岸に行くしかない状態。

少し痛みが治まったところで、夫の
ところまで行き、またまた陽気に
「ビデオ撮ったよー」と言ってる彼を
さえぎって「頭打ったの！」と報告。

夫は超ビックリしながらも、念のため
病院に行こうと言うので、着替えて
車へ向かいました。しかし、ここで私に
生まれて初めての脳震盪症状が！

まず「あれ？私どうやって車から
ココまで来たんだっけ？」と困惑し、
さらに「あれ？私どうやってこの服着たの？
自分で体とか拭いたんだっけ？」と、
思い出せなくなってしまったんです！
いやー、こんな事ってあるんですねー！

それを歩いている途中に夫に言うと、
それが彼を「コイツ、頭おかしく
なっちゃった！！」と焦らせてしまった
ようで、後から彼のケイタイを見ると、
オーストラリアの緊急番号000に
50回くらい電話してました。
しかし電波とどかず・・・笑。

救急車が呼べなかったので車で
15分ほどの病院(近い笑)に直行し、
ドクターに診てもらいました。

オーストラリアには日本で言う
保険証のMedi careと言うカード
があって、病院にいくと必ずその
カードの表示を求められます。

今回も検査が一通り終わった後に
「Medi careカードある？」と聞かれ
財布をかばんの中から出した瞬間、
私の手にテレビでしか見たことのない
黒い物体が！

そうヒル！ヒルですよ！？
ヒルなんです！

そのかばんは川岸に置いていたので、
そこでヒルがついていたらしく、
超ビックリした私はそれを手から
離そうと病院内で狂気の舞
を披露してしまい、周りにいた
老人達を逆にビックリ
させてしまいました。ごめんね。

ナースは私の今の精神状態から、
こんなにパニックになったのかと
思ったらしく、

「大丈夫、ただのヒルだよ」

と私を落ち着かせようとして
ましたが、私からしたら

「だからビックリして
んだよ！」状態。

あー、ビックリした。
しかも結構、出血してるし！

とにかくドクターいわく、検査の結果、
「大丈夫だとは思うけど、4時間くらいは
様子を見たほうがいい」らしいので、
私と夫は用意してきたピクニックランチを
病院のラウンジで、さっきビックリさせて
しまった老人に囲まれながら食べたり、
お茶を飲んだりしながら4時間過ごしました。

幸い、私はその後何も問題はありませんが、
病院の人いわく「よくJosephine Fallsで
転んで運ばれてくる人はいる」そうですので、
皆さんも、本当に気をつけてくださいね。

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