今の夫と出会った当時に私が
住んでいたシェアハウスが、
あまり良くなかったので
移動することに。

シェアハウスの探し方はコチラ。

ケアンズのシェアハウスの探し方。
http://blog.livedoor.jp/mihoeliot_australia/archives/3316721.html

しかし、オーナーと話すと、
必ず出てくる問題がコレ。

「彼氏は連れてこないで」

・泊まるのは、ダメ。
・一緒に食事するのはOK。
・一緒に食事してもいいけど
　12時までに帰らなきゃダメ。

とか、色々細かい決まりが、
オーナーによってあるのですが、
基本的に

「オーストラリア人の彼氏がいます」

と言ったとたん、あっちゃー
となるオーナーが多かったですね。笑

ちなみにケアンズの物価って

会うたびに外食してたら
破産するわ！ 

ってくらいまぁまぁ高い。

だから、それまでは節約の為、
お互いの家で過ごすことも
あったので、「連れてこないで」
って言われましても、ココ私が
住んでる家ですし・・・
と意外に難航。

結局、前にも住んだことのある
シェアハウスのオーナーが、
私に彼氏がいるのを承知で
部屋が空いたよ、と
連絡してくれたので、そこに
移動することに。

しかし、話を聞くと彼も
「泊まるのはNG」派。

でも食事したりするのは、
問題ないらしい。

まぁ彼が泊まったりして入り浸り、
シャワーなんかも浴びだしたら
水道代や電気代が高くなる
からなんでしょうね。

彼のことは前から知ってるし、
結局、私の彼氏とも仲良くしてくれて、
なかなか快適だったのですが、
ある日私がオーブンを使って、
グラタンを私と夫に作った
のに対し、

「電気代が2倍かかった」

と文句を言ってた、というのを
もう1人のシェアメイトに聞いた時に

「・・・・出よう」と決意。

グラタンを1個づつオーブンに入れた
ならまだしも、2つ同時に入れてんのに、
どういう計算で電気代、2倍やねん！！

とにかく、私の中で、もうこんな事
に気を使わないで生活するには、
彼と一緒に住むしかない！
という結論に。

私、その当時20代、後半ですよ！
なんでアラサーになってまで、そんなこと
言われなきゃなんないんだい！

しかし、彼にそのことを伝えると

「え！」

とあからさまに、引かれました。笑。

確かに、当時はまだ付き合って
半年くらい。だけど、私には
ケアンズに実家もないし、
1人で家を借りるお金もない。
テレビもねー、ラジオもねー、
もう一緒に住むしかねー！

どんな話し合いをしたかは
もう忘れたけど笑、とにかく彼と、
同じ時期に今住んでるシェアハウスを
出たがっていたオージーの女友達と
3人で住む家を探すことになりました。

でも結果的にこれが
すごく良かった！

ここで、一緒に住んでいなかったら、
私達今も一緒にいることはなかった
かもしれません。

それは言い過ぎかもしれないけど、
間違いなく結婚の時期は
早まっていたでしょうね。

なぜなら、私のビザの問題。

当時の私のビザはセカンドワーホリ。
あと5ヶ月ほどでビザが切れる状態でした。

だけど、ここで一緒に住み始めた
ことで、ディファクトビザ
を申請できる可能性ができたのです。

ディファクトビザとは、分かりやすく
言うと、パートナービザ。

オーストラリアの永住権
保持者と結婚はしていない
けど、お互いに支えあって
生活している内縁関係の人に
与えられるという、素晴らしいビザ！

2年間有効ですが、2年後も
関係が続いていて、問題がなければ
今度はそれが永住権となるのです。

もちろん、そのビザを申請する
にはいろいろ条件があるの
ですが、1番の条件が

1年以上、一緒に
住んでいること。

この事実がないと、
何も始まりません。

なので、それを証明するために
家を借りるときは必ず2人の
名前で借りるのが超重要です。

電気やガスの支払いもちゃんと
2人の名前で登録しましょう。

もしシェアハウスに2人で住んで
いるのなら、レント(家賃)のレシート
に2人の名前を記載してもらったり
するといいかもしれません。 

あとは、共同銀行口座を作ったり、
写真や、一緒に旅行したときの
ホテルの予約の控えやレシート、
航空券の控え、一緒に高い買い物
（車や家具）をした、という
事実も有効らしいですよ。 

私はその1年の間に、日本に
2ヶ月帰国しましたので、
その際のメールのやり取りも
証拠として提出しました。

後で見返すと、彼からのメールの出だし、
Dear My Princessから始まり、
恥ずかしい文面のオンパレード笑。

検閲したイミグレーションの人も
失笑していたんじゃないでしょうか。

そんな恥ずかしさも全部さらけ出した
かいあって、私はビザ申請から
約半年後にビザがおりました。

でも、証拠が不十分だったりすると、
面接を受けたり、1年以上待たされる、
という事もあるみたいです。 

そういった事を避けるために、
ビザ申請を考えている人は日ごろから、
とにかく2人の関係が証明
できるものは全部取っておく
ことをおススメします。 

男の人は、そういうの絶対とって
おかないから、これは大体、女の
私達の仕事になるんですよねー。

で、ケンカになると、

「We are team!」
僕達、チームじゃん！

と良く分からない言い訳。

これは私と全く同じ状況だった
友達も彼に言われたらしい。笑

チームって、私が監督であんたは
ベンチウォーマーだよ！

と、私は言ったとか、
言わなかったとか。

とにかく、そのビザのおかげで、
チーム・エリオット、今も
頑張っております。

彼は今では2軍に昇格くらいはしたかな。

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