糖尿病とは:血液中に糖が多すぎる疾患を言います。膵臓という胃の背後にある腺によって作り出されるインシュリンが不足するのが原因です。インシュリンは体内の糖(グルコース)のバランスをコントロールしています。
2つのタイプ:1つは若年型糖尿病やインスリン依存性糖尿病です。通常若い人に起こり、膵臓がわずかのインシュリンしか作れないため、定期的にインシュリン注射する必要があります。免疫機能により脾臓がダメージを受ける事によって起こります。タイプ2は成人発症型糖尿病またはインスリン非依存性糖尿病です。たいていが40代以上の人に起こり、肥満やカロリー過剰な食生活の人に起こります。正しい食生活によってコントロールできる事も多いですが、錠剤を使う場合もあります。またインシュリンが必要となることもあります。
症状:血糖値が高い主な症状は●頻尿(毎時間以上)●異常な喉の渇き●(主にタイプ1の場合)体重減少●疲れや倦怠感●皮膚の感染頻度が高まる
年齢性別:30人に1人は糖尿病です。他の臓器のように膵臓が年齢と共に弱ってくるため加齢とともになりやすくなります。
リスク:現代の治療法はかなり効果的ですが、当人が治療に従えるか、特に食生活によって結果は違ってきます。治療しなかった場合、血糖値による昏睡状態や肝臓の病気、視力を失ったり心臓の病気などの合併症を引き起こします。足と目は特にリスクが高いので定期的に検査する必要があります。
糖尿病は治るのか:現段階では完治はできませんが、正しい食生活、運動、必要であればインシュリンや錠剤の投与でコントロールすることができます。重要なのは血圧と血糖値、コレストロールをコントロールすることです。食生活と運動は不可欠です。
食生活は重要な治療法:炭水化物と脂肪分の摂取をコントロールした特別な食生活が必要です。
【目標とする食生活は】
理想的な体重維持
血糖値を正常に保ち、尿に糖が降りない
ようにする。
そのためには
よい食事を定期的に摂る
1日を通し定期的に摂取(3度の食事と3度の間食)
脂肪を最小に抑える
糖分や精製された炭水化物をなるべく避ける(ジャム、はちみつ、チョコレート、菓子類、ペイストリー、ケーキ、ソフトドリンク)
いろんな種類の野菜や果物を取る
アルコールを控える
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