2018年7月以降、オーストラリアの市民権を取得することが難しくなります。
しかし、オーストラリアに4年以上住んでいて、少なくとも12ヶ月間の永住権保持者であれば、市民権を申請することはできます。今回は、オーストラリア市民権を取得するにあたる利点の一部をご紹介します。
1.選挙
市民権保持者だけが、選挙の投票することができます。投票は必須となっていて、投票しなければ$ 126のペナルティを支払わなければいけません。また、投票だけでなく、地方議員や国会議員として立候補することもできます。
2.雇用機会
外交官、国境警備隊、自衛隊、貿易に関する仕事など、市民権保持者のみが取得できる政府機関の仕事があります。
3.子供たち
オーストラリアで生まれた子供たちは、自動的に市民権を取得できます。
4.教育
市民権保持者であれば、学習支援および高等教育ローンプログラムの対象となります。これは、高等教育機関へ進む学生の費用の一部を軽減するための融資制度であり、卒業し支払い能力を得てから授業料を支払う制度です。もちろん、永住者も市民権保持者と同じ料金で大学には行けますが、この制度の対象にはなりません。
5.オーストラリアに住む権利
永住者は5年ごとにビザを更新し、長期間オーストラリアを離れる場合、ビザを失う可能性もあります。しかし、市民権保持者はビザを気にすることなく出入国することが出来ます。