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「伝統的な製法を踏襲しながら、現代に生きる我々が必要とする健康面を考慮したキャンディを作りたかった。」 その言葉通り、ここのキャンディはグルテン、動物性の原料、保存料、香料などは一切使われていません。
このキャンディは、キムさんの4年以上に渡る試行錯誤の末に生み出された努力の賜物。
カナダでプラスチック工場に勤めていたキムさんが、ある時目にしたアンティークのキャンディマシンとの出会いが人生を変えます。
「昔のやり方なんて、聞ける人がいないから大変(笑)。1890年に発行されたアンティークのレシピ本を買って勉強したり、自宅のキッチンでテストを重ねたんだ」
普通のキャンディは熱くして作るため、フレーバーも蒸発してしまう。でもどうしても素材の良さを閉じ込めたくて、自然環境以上の温度にしないコールド製法を編み出して思い通りの味を作ることに成功。
どこにお店を出そうか考えていた頃、家族旅行で訪れたのがケアンズでした。
ただし、オーストラリアの材料や温度に慣れるのに更に時間を費やし、レシピも作り直し。 大手のクライアントを抱えるサトウキビ工場から、最初は取引を拒否されたものの、情熱が伝わり、お砂糖を卸してもらえることに。 現在売られているキャンディの原料の95%はケアンズ産。マンゴーやパイナップルの他、ブルークォンドンといったブッシュタッカーのフレーバーも取り入れています。
自分の子どもに食べさせられないような物は作らない、と作り手として強い責任感を持ち、色味をつける時も、海藻やお花、ビートルートなど植物性のものしか使いません。 「費用はかかるけど、納得できるいいものだけを提供したい」
また、おみやげとして渡す時に誇りを持てるように…と、パッケージも可愛く。店の内装共々、建築畑出身の奥様レズリーさんが担当しました。棚を支えるアイアン1つとっても探し抜くこだわりぶりです。
レシピも何もかも、夫婦で相談しながら進めるのがお2人のスタイル。お子さんや、時には遊びに来た親戚や友人までも楽しんでお店を手伝ってくれると嬉しそうです。 「色々な人達と出逢えるのが楽しくて仕方ないんだ。特に、品質の良さをきちんと理解してくれ、礼儀正しくて優しい日本の方達は最高!」
店に一歩足を踏み入れた瞬間からキャンディを口に入れるまで、一貫して古き良き時代の温もりが漂うスティルウォーターマジック。単なるお菓子を超えたスイートな体験がここにあります。
Stillwater Sweets
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