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『死ぬ前に語られる後悔』トップ5!

2014年11月14日

こういうのを見ると、心の持ち方、ありかたひとつの重要さがわかるのですが、facebookを見ていたら、友人のページに「ナースが聞いた『死ぬ前に語られる後悔』トップ5!」という記事が載っていました。

http://iinee-news.com/post-126/

一部を引用させていただくと、

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1. 自分自身に忠実に生きれば良かった

「他人に望まれるように」ではなく
「自分らしく生きれば良かった」という後悔。

Ware さんによると
これがもっとも多いそうです。

人生の終わりに
達成できなかった夢が
たくさんあったことに患者たちは
気づくのだそう。

ああしておけばよかった
という気持ちを抱えたまま
世を去らなければならないことに
人は強く無念を感じるようです。

2. あんなに一生懸命働かなくても良かった

男性の多くがこの後悔をするとのこと。

仕事に時間を費やしすぎず
もっと家族と一緒に過ごせば良かった
と感じるのだそうです。

3. もっと自分の気持ちを表す勇気を持てば良かった

世間でうまくやっていくために
感情を殺していた結果
可もなく不可もない存在で
終わってしまった
という無念が最後に訪れるようです。

4. 友人関係を続けていれば良かった

人生最後の数週間に
人は友人の本当のありがたさに
気がつくのだそうです。

そして、連絡が途絶えてしまった
かつての友達に想いを馳せるのだとか。

もっと友達との関係を
大切にしておくべきだった
という後悔を覚えるようです。

5. 自分をもっと幸せにしてあげればよかった

「幸福は自分で選ぶもの」だと
気づいていない人がとても多いと
Ware さんは指摘します。

旧習やパターンに絡めとられた人生を
「快適」と思ってしまったこと。

変化を無意識に恐れ「選択」を
避けていた人生に気づき
悔いを抱えたまま世を去っていく人が
多いようです。

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ハイデガーは多くの人は死から目を背けたいために、空虚なおしゃべりをして過ごしているのだと言っています。

哲学に免疫のない素人さんにそんなに厳しいこと言うなよ、とも思いますが、死を受け入れた瞬間から生がはじまるというのは、心医術でも紹介している自身の経験に照らし合わせても事実です。

ああもう駄目だこのままだと死ぬ、けれども仕方ないな、と死を受け入れた瞬間に入るスイッチがどうも人間にはあるようです。

心医術では最善の生を目指そうというコンセプトがあり、最善の生に含まれる最善の死という意味で、キュブラーロスの死の五段階を解説しています。

死の五段階には批判もあり、大抵の人々は死を受け入れる余裕もないまま、何もわからないまま亡くなってゆくのですが、そのような人々への配慮の無さです。

また、多くの人は、この記事のような生活はまず無理だろうと感じるのかもしれません。

しかしながら、実際に死ぬとわかってから後悔してしまう人が多いというのもまた事実です。

ほんとうの自分や、あるべき自分に従うような実存的な生き方は、逆説的ですが、これをやらなかったら死んでもいいというほどの固い決心と覚悟が必要なのです。

根源的であり、死を覚悟してはじめて生が始まるともいえます。

ケアンズに来たら、一度、生と死について深く考えてみるのもよいと思います。

ケアンズは死も生も深く受け入れてくれるほどの懐の深さがありますから。

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プロフィール

ymitsuiymitsui
三井 康利。 1972年静岡県生まれ。 1997年北里大学医学部卒。 内科医。 現代西洋医学と補完代替医療、思想・哲学の良い点を取り入れ、ホリスティック(全人間的)な視点から医療を考察・提案。 臨床医として日常診療に役立てている。 資格:日本内科学会認定医、日本補完代替医療学会学識医、日本温泉気候物理医学会温泉療法医、日本旅行医学会認定医、日本消化器病学会専門医、日本消化器内視鏡学会専門医。
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