
▲日本から自由にお買い物!
人気&オススメブログ
ケアンズの注目キーワード

あの時のまま 2
2009年06月07日
目覚めた朝の空は、薄くも厚くもない灰色の雲が覆っていたが、
時折ライトブルーの青空も覗かせていた。
ミーガンと車でB&Bを後にし、この緑いっぱいの聖域のようなエリアを散策する事にした。
このオーストラリアには、景色の素晴らしい場所に必ずといっていい程
ブラウンの標識が立っていて簡単に素晴らしい名所を見つける事が出来る。
観光客にはありがたいサインだ。
そうやってこのなつかしい場所にも導かれた気がする。
テーブルランドを一望出来るLOOK OUT。
何年か前にもこの光景、見たことがある気がする。
あの時のままだ
しばらく眺めているとイギリス人夫妻に出会い、笑顔で気さくに話しをかわした。
ブリティッシュ イングリッシュ アクセントがなんだかなつかしい。
多国籍文化ってやっぱり面白い。
彼らにgood-byeを言い、惜しむようにこの場所を後にした。
やがて車は色濃い森林の中に突入する。
水の流れる音が聞こえてくる。
車を停めて、階段を20段程降りると、蝶が前を横切った。
輝くライトブルーのユリシス・バタフライだ。
なつかしいあの色
やっぱり綺麗だ。
ブルーの余韻をそのまま頭に残しながらさらに下ると左手にあの滝が見える。
Milla Milla Falls -ミラミラフォールズ-。
垂直に素直に落ちる滝は、稀に見る美しさ。
何度みてもいい
そう感じる滝。
その脇の小川には輝くエメラルドブルーのトンボがたたずんでいる。
このトンボは初めて見た。
滝のしぶきを全身に浴び、そして階段を上がり、この場所をあとにした。
車を走らせながら、老後はこのテーブルランドに1エーカー(4047スクエアメーター)ぐらいの土地を買って住みたいねとミーガンと話す。
そんな老後も悪くないな。
お昼はミーガンの両親お勧めのSKYBURY Coffee Plantationでランチ。
その頃にはスカイブルーが空を支配していた。
車を停めると駐車場になつかしいモノを発見。
アリ塚だ。
これはそんなに大きくないけれど、僕の“なつかしさ度”は膨らんだ。
ここのレストラン、WOODで出来た建物からは広大な土地、よく手入れされた庭と池が見える。
この光景を眺めながらのランチ。
勿論、Aussie beef フィレステーキ。
ナイフ切るとジワッと旨味が流れ出す。
文句なく美味い。
この頃になると、ミーガンと“オーストラリアにまた住むのも悪くない”という会話が支配してくる。
帰りには空は完全にブルー。
マンゴー畑の上には、この木々のシェイプと同じ雲が映えている。
青の密度が素晴らしい。
そして二人とも好きなドライマンゴーを買いにFarmへ。
ここの辺りはイタリア移民の農業者が多い。
その一つを訪れる。
広大な畑。
あの大きなザボンやズッキーニもここで見つけた。
ドライマンゴーをKg単位で購入し、わら束で写真を撮る。
このコメント欄の RSS フィード 2件のコメント »
KEIKOさん
ケアンズ、離れてみると改めて分かる、やっぱり素晴らしい場所ですよ。
これからもパワースポット“ケアンズ”に、沢山の人が訪れる事が出来るように一緒に頑張りましょう!
日々の激流にのまれて自分を見失わないように。
コメントをどうぞ
トラックバックURI:
プロフィール
- seiji_yamauchi
- 1997年オーストラリアから旅を始め、約一年半、撮影旅行をしながらオーストラリア、東南アジアを旅する。その旅行中に南オーストラリアのアデレードのメインストリートで見た世界中のストリートパフォーマー達に刺激を受け、一緒に絵を描き始めた。 それが初めてのパフォーマンスアートとなった。 一度日本に帰国し、そこから中国の北京に渡り、ロンドンまでの約15,000kmを陸海路で3ヶ月間、8ヶ国を撮影旅行しながら横断を達成する。 その後、オーストラリアの永住権を取得。ケアンズで4年留まり、写真展、絵画展、オリジナルパフォーマンスアートを展開。 ダンスパフォーマンス、ミュージカルなどにも出演し、自己表現の研鑽に努める。 2006年2月から5ヶ月かけてインド陸路10,000kmを撮影旅行する。 その後、モルディブ、パリに滞在後、中国を横断した。 日本に帰国後、“芸術の融合”を企画、プロデュース。オペラ歌手、ピアニスト、日本舞踊とのコラボレーションを行った。 現在、東京都に在住。日本の美の再認識、“芸術の融合”を意欲的に展開していく決心をする。
写真がどれも最高にキレイで、
ケアンズっていい所なんだな〜と
再発見させてもらった気分です!
帰国後もお忙しそうですが、益々のご活躍のようで何より。
ケアンズではほんの短い間でしたけど、
一緒にお茶できて、パワーをチャージさせて
もらいました。
一回はずれて俯瞰するって、色んな意味で
大切かもしれませんね。