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アボリジニの文化で懐かしい気分になるのが不思議でした

2013年12月11日

今回の旅行では、ジャプカイ・アボリジニカルチャーパークに行って参りました。
(いつも写真が少なくて申し訳ございません。整理しましたら少しづつアップします。)

入り口から入るとオーストラリアの赤です。新婚旅行で訪れたエアーズロックが懐かしくなります。

通路を過ぎると、広いホールにアボリジニの絵が飾られています。

アボリジニの絵や文化に触れると、何か懐かしい気分になります。

最近、エピジェネティクスの領域で、親が生まれた後に経験した後天的な情動も遺伝することがわかってきているので、先祖から引き継がれてきた心の奥底にある何かに響くのでしょうね。

最初のショーではディジュリドゥの演奏で歓迎してくれます。

音を耳で聞くもんだと思っている方は是非この演奏を聴いてみてください。

音波によって身体全体が振動しているのがわかります。

もちろん鼓膜が一番良く振動していますけれども。

音は耳で聞いているのではありません。全身で感じているのです。

 

 

次のシアターでは、ジャプカイ族の天地開闢の物語、ドリーミングに触れることができます。

キリスト教の創世記、科学のビックバンと同じようにジャプカイ族にも天地開闢の言い伝えがあるというナレーションからストーリーがはじまります。

われわれはどこから来たのかという哲学での大命題ですね。

タルムードは、こういうことを考える者は生まれてこないほうがよかったと説いていたり、釈尊は、毒矢のたとえの方便で、どうせ考えたってわからないんだから、そんなことに貴重な一生の時間を使うなと説いています。

こういうことが説かれているということは、それだけ自分の故郷を知りたいという人間の欲求は相当に強く、時代や人種に関係なく共通しているのでしょうね。

現在でも数千億円もかけて粒子加速器などが造られ、おそらく自分の故郷を知りたいという強い欲求からくるものでしょう。

人類の起源説は、アフリカ起源説や、オーストラリア起源説もありますけれども、アボリジニの文化に懐かしさを感じるということは、自分はアボリジニにも起源を持つのかもしれないし、日本の天地開闢を記した古事記ともとても似ていますので、似ている故郷に共鳴しているのかもしれないなぁなどと感じていました。

次は屋外ステージで、歌とダンスのショーです。子供たちも大喜び。

日本に帰ってからも突然思い出すのか「う~~~~~~~~~~~~ふぅ」と歌っています。

アボリジニが使うブーメランやハーブのレクチャー、ボディーペイント、槍投げとブーメラン投げ、ストーンペイントなども楽しめ、とても楽しく良かったです。

何よりもアボリジニの絵は本当にいいですね。

心にスッと入ってきて、治療的な働きを持つように感じます。

2時間ほどで一周して、色々なイベントを楽しめますので、開始時間をチェックして訪れてください。

ナイトショーもあり、翌日はこちらも体験して来ましたが、子供もとても楽しんでいました。昼とはまた違った雰囲気でとても良かったです。

異文化にこんなに簡単に触れることができるっていうのは、本当に幸せで有難いですね。

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プロフィール

ymitsuiymitsui
三井 康利。 1972年静岡県生まれ。 1997年北里大学医学部卒。 内科医。 現代西洋医学と補完代替医療、思想・哲学の良い点を取り入れ、ホリスティック(全人間的)な視点から医療を考察・提案。 臨床医として日常診療に役立てている。 資格:日本内科学会認定医、日本補完代替医療学会学識医、日本温泉気候物理医学会温泉療法医、日本旅行医学会認定医、日本消化器病学会専門医、日本消化器内視鏡学会専門医。
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