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アマデウス
2008年12月03日
アマデウス
芸術はその創作者の事を知れば知るほど好きになる。
以前からモーツアルトは好きだ。
それが映画「アマデウス」を見て更に好きになった。
僕のヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの音楽のイメージ。
「アマデウス」とは「神の愛でし子」という意味。
知っての通り、小さい頃から天才。
5歳で作曲、目隠し曲芸弾き、記憶だけで演奏することしばしば。
35年10ヶ月の生涯で10年2ヶ月も旅に出ていたそうだ。
その時のヨーロッパ旅行で5カ国語をマスターしている。
10年間で13回も引越し、糞尿下ネタ、言葉遊び、ナゾかけ大好き。
様々な側面を持つモーツァルト。
特に天才ぶりを知らしめた逸話を一つ紹介しましょう。
ヨーロッパ旅行中、ローマに留学していた頃の話し。
グレゴーリオ・アッレーグリが1638年に作曲した「ミゼレーレ」(写譜も許されなかった門外不出の秘曲)。
この曲は復活祭前週の3日間しか演奏を許されない。
モーツァルトの父、レーオポルドはかねがねこの曲を聴きたいと切望していた。
その時、モーツァルト14歳。
実はこの時のモーツァルト、この曲をシスティーナ礼拝堂で聴いて、宿に帰り、その日のうちに5線紙に全部写し取ってしまった。
翌日、その譜面を隠し持ってもう一度聴きに行き、宿に戻ってから修正を加えて完璧に完成させたのだそうだ。
父レーオポルドは手紙に同封して郷里に送りたかったそうだが、検閲を恐れて持って帰ったそうです。。
モーツァルトの抜群の聴音能力を物語るストーリー。
他にもモーツァルトの作曲した「音楽のサイコロ遊び」K516f。
譜面(1小節ごとに)にナンバー2から12がふってあり、サイコロ(2から12)を振って出た目でまず16小節を創る。
そのように1曲作って演奏。
どんなふうに並んでも1曲として出来上がるフレーズになっているそうだ。
演奏が終わったら再度、サイコロで16小節をピックアップ。
そんな遊び心を持った曲。
違う音楽が出来る可能性は11の16乗という天文学的な数字。
なんとも驚きの曲。
他にも様々な逸話を持つ、モーツァルト。
そんなモーツァルトがやっぱり僕は好きだな。
プロフィール
- seiji_yamauchi
- 1997年オーストラリアから旅を始め、約一年半、撮影旅行をしながらオーストラリア、東南アジアを旅する。その旅行中に南オーストラリアのアデレードのメインストリートで見た世界中のストリートパフォーマー達に刺激を受け、一緒に絵を描き始めた。 それが初めてのパフォーマンスアートとなった。 一度日本に帰国し、そこから中国の北京に渡り、ロンドンまでの約15,000kmを陸海路で3ヶ月間、8ヶ国を撮影旅行しながら横断を達成する。 その後、オーストラリアの永住権を取得。ケアンズで4年留まり、写真展、絵画展、オリジナルパフォーマンスアートを展開。 ダンスパフォーマンス、ミュージカルなどにも出演し、自己表現の研鑽に努める。 2006年2月から5ヶ月かけてインド陸路10,000kmを撮影旅行する。 その後、モルディブ、パリに滞在後、中国を横断した。 日本に帰国後、“芸術の融合”を企画、プロデュース。オペラ歌手、ピアニスト、日本舞踊とのコラボレーションを行った。 現在、東京都に在住。日本の美の再認識、“芸術の融合”を意欲的に展開していく決心をする。
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