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DIVER KOの最新グレートバリアリーフ通信

グレートバリアリーフのアイドルは様々。

2009年05月16日

ここグレートバリアリーフは豊富な栄養源、2000キロにわたる広大なサンゴ礁を住処とする様々な魚達がすんでいます。

まさに水中生物の宝庫。

 

その中でアイドルと呼ばれる人気生物は、、、?といわれると思いつく魚は様々。ニモ(クラウンアネモネフィッシュ)、ナポレオン、カスリハタ、サメ、、、、

 

今回は日帰り最北端のダイブポイント、エージンコートリーフに住む我らがアイドル、ヤイトハタのポチ君を紹介します。





手下のコガネシマアジを引き連れるヤイトハタのポチ君。

 

 

ヤイトハタはスズキ目、ハタ科のお魚。英名はMALABAR GROUPERと呼ぶそうです。

その大きさといかつい風貌に初対面のダイバーはびっくりして身を引いてしまうこともありますが、慣れてくるとその人懐っこさとそのでっぷりとした存在感にだんだんと虜になっていきます。

 

正面の顔

 

ヤイトハタのヤイトとは『灸』と書き、体全体に散らばる黒褐色の小さな斑点がお灸の痕に見えるということで名づけられたといわれています。日本では高級食材のようですね。

ここエージンコートリーフに住むヤイトハタの大きさは1.5m強。

でかいです!!

ドアップ!

  

ダイバーがエントリーするとその巨体をゆさゆさとさせて近づいてきます。遊んでくれとばかりに周りをぐるぐるとまわり、消え去ったかと思うといつの間にか真横で一緒に泳いでいたりと、その意外性が人気の秘訣でしょうか。

そのあまりの自然さにあれ、一人お客さんが増えた!!??と勘違いするほどの錯覚に陥ります。

 

もともとは水底に近いところに住む魚。水底に座っていたほうが安心して近寄ってくるようです。休憩モードの時は水底にごろんと横たわり、10センチと近づいても逃げないことがあります。

ここエージンコートリーフではダイブトリップ『コッドホール』で有名なポテトコッド【日本名 カスリハタ】をしのぐ人気!!

この巨大ハタと戯れてみてはいかがですか?

 

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プロフィール

KOKO
KO…DIVE7SEAS在籍。 福岡県北九州市出身。GBRガイド本数1500本以上。 クジラとの水中遭遇、マル秘マクロ生物などなど 毎日潜っているからこそ伝えられる生の最新情報満載をお伝えしたいと思います。
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