▲日本から自由にお買い物!
人気&オススメブログ
ケアンズの注目キーワード
ケアンズ療法実践編・ほんとうの自分
2010年10月29日
どういうわけか、ときにある行動をしたときに、これはほんとうの自分がしたものではないと思うことがあるかもしれません。
自分の中に意識を向けると、好きな自分や嫌いな自分、怠け者の自分や頑張り屋の自分、あたたかい自分や冷たい自分、なりたくない自分となりたい自分などが存在することがわかります。
たとえば、ダイエットをしなければならないことがわかっているのに、おいしそうなチョコレートを食べてしまったり、人にやさしく接したいのに、忙しくてつらくあたってしまったり、勉強をしなければならないのに、ゲームで遊んでしまうというようなときです。
現代の一般的な教育を受けてきて、社会や文化の中で生活をしていると、結果として、自分のなかに、色々な自分が存在するという「多重人格」が出来てくるのかもしれません。
ほんとうの自分を見つけるときに、色々な人格を考えすぎると、複雑になるため思考が空回りして、迷子になります。
一方で、多くの人は、理性と本能という二つの人格を意識しているかもしれません。しかし、それだと、理解して利用するためには大雑把過ぎます。
そのため、心医術では一歩だけ踏み込み、少しだけ感覚を研ぎ澄ませて、「本能」「情動」「理性・感情」を意識することを目標にしています。
そして、「本能」や「情動」が「理性」を打ち負かしてしまったときや、「理性」が「本能」や「情動」を押さえ込みすぎたとき、葛藤が生まれ、分裂した自分を強く感じることから、ほんとうの自分ではないと感じるのだと考えられます。
ケアンズ療法では、ケアンズのエネルギーをかりながら、このようなこころのアンバランスを、なりたい自分にバランスすることも、してゆきたいと思います。
ばらばらだった多重人格が、結果としてひとつの人格にまとまるようになり、こころの平安を感じることができるようになります。
まずは、一度、意識を内面に向けて、自己分析をしてみてください。
プロフィール
- ymitsui
- 三井 康利。 1972年静岡県生まれ。 1997年北里大学医学部卒。 内科医。 現代西洋医学と補完代替医療、思想・哲学の良い点を取り入れ、ホリスティック(全人間的)な視点から医療を考察・提案。 臨床医として日常診療に役立てている。 資格:日本内科学会認定医、日本補完代替医療学会学識医、日本温泉気候物理医学会温泉療法医、日本旅行医学会認定医、日本消化器病学会専門医、日本消化器内視鏡学会専門医。
このコメント欄の RSS フィード コメントはまだありません »
コメントはまだありません。
コメントをどうぞ
トラックバックURI:
http://www.livingincairns.com.au/%e5%8f%a3%e3%82%b3%e3%83%9f%e3%83%bb%e3%83%96%e3%83%ad%e3%82%b0/%e3%82%b1%e3%82%a2%e3%83%b3%e3%82%ba%e7%99%82%e6%b3%95%e5%ae%9f%e8%b7%b5%e7%b7%a8%e3%83%bb%e3%81%bb%e3%82%93%e3%81%a8%e3%81%86%e3%81%ae%e8%87%aa%e5%88%86/trackback/