2年前に行ったサンフランシスコでの個展。
お陰様で小さな作品1点を除いてすべて完売!!大成功を収めました(^^)
そのギャラリーオーナーから連絡があり、また個展を是非開催して欲しいとオファーがありました。
当時はCoral Spawningという作品群をオーストラリアで制作、その作品をケアンズからアメリカへ郵送し、1ヶ月間Chandler Art Galleryで開催しました。
この絵にはコンセプトがあって説明は僕のホームページの説明を抜粋してみました。
http://fusionofpassions.jimdo.com/art-gallery-アートギャラリー/
Coral Spawning (珊瑚の産卵)
2002年にオーストラリアで制作したこのCoral Spawningは、人間の魂が輪廻転生を繰り返し、自分を磨いて高く上昇していく様子を抽象的に表現したライフワークです。
日本の仏教や神道から影響を受けています。
着想は、まだ日本に住んでいた時に東京上野の美術館にオランダから来ていたフェルメールの絵の中の真珠。その真珠の輝きと技法の美しさにインスパイアされ、この絵が誕生しました。
白い“線と点”は膨張、縮小のリズムで波を創り昇っています。
これは人生の中の浮き沈みを表現し、密接に絡み合った細い線は人生での人や物事との出逢いを表しています。
人間はこの世界で様々な事を学びます。良い事も悪い体験も御魂を成長させる為にあると考えています。
ポジティブに物事をとらえて高みに上げていく、ちょうど珊瑚の産卵のように上へと上がっていくようなイメージで表現しました。
また黒と白のこの作品は「陰と陽」も表現しています。光と闇、昼と夜また幸福と悲しみ、良い事と悪い事。そんなコンセプトも入れています。
人間も「海の起源」から進化した産物であり、人体の約60%は水分で構成されていたりと「海・水」というものに密接な関係を持っています。
この作品がアメリカ人の有名なアート批評家 Kenneth Baker氏に認められサンフランシスコの新聞「サンフランシスコ・クロニクル」に掲載されました。
モダンアートミュージアムとアジアンミュージアムの館長さん方も見に来られたそうです。
その時の新聞記事。
最近は、絵がよく売れるので、在庫があまりないのが現状。
またこの個展用に更に進化したものを制作していかなくては!
さあ、頑張って行きましょう!!
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