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ジャガイモ収穫

2012年06月12日

週末は、娘の幼稚園のお友達家族をお招きしてジャガイモを収穫しました。

 

牛糞堆肥を投入して間もなくの植え付けだったので、肥料の効きが甘い(12週で窒素の無機化率がやっと30%程度)。

化成肥料とのハイブリッドを予定していたのですが、妻がどうしても化成肥料は使ってほしくないというので追肥なし。

本年は原発事故の影響で落ち葉をマルチ材として使いにくいので、土壌露出で乾燥気味というシビアコンディション。

 

シビアコンディションでどれだけ育ってくれるか、どういう野菜ができるのかというのもいい経験かと思いました。

 

こんな中でも、トマト、きゅうり、枝豆、コーンなどなど、昆虫による食害などを乗り越えて種から小ぶりながら育っています。

 

ジャガイモの地上部も小ぶりで、イモが出来てなかったらごめんなさいねと冗談を交わしながら芋掘り開始。

 

エイッと引き抜くとイモなしの茎のみ。

 

一瞬場の空気が固まりましたが、少し掘ってみると、小ぶりながらちゃんと出来ていました。

 

その後は楽しく収穫。収穫量は少なめ。諸論文から推測すると、おそらく量としては施肥された場合の1/3程度でしょう。

 

IMG_1343_R

 

では、質はどうか?早速、カレーライスでいただくと・・・

 

最高でした!

 

食感はしっかりしていて、栗を噛んだときのように少し大きなって広がるような食感です。苦味やエグミがほとんどなく、喉に引っ掛かりがありません。さらに、どこも均質で滑らか。風味も濃厚で味が濃く、香りは長いフィニッシュを残してくれます。

 

有機肥料はじっくり効くので、化成肥料を使った場合に比べて成長にムラが出来にくいのかもしれません。

 

できるだけ、シュタイナー農法に近づけて育てたのですが、シュタイナーの言う、アストラルのエネルギーというのが、良くわかりました。

 

皆で収穫というのも楽しくて最高です。

 

牛糞堆肥のおかげで土壌の改良も進んでいるようで、ミミズも増えています。

 

次回は品質を保ちながら量を増やすことが出来るか、連作障害をどこまで乗り切ることが出来るか、チャレンジしてゆきたいと思います.

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プロフィール

ymitsuiymitsui
三井 康利。 1972年静岡県生まれ。 1997年北里大学医学部卒。 内科医。 現代西洋医学と補完代替医療、思想・哲学の良い点を取り入れ、ホリスティック(全人間的)な視点から医療を考察・提案。 臨床医として日常診療に役立てている。 資格:日本内科学会認定医、日本補完代替医療学会学識医、日本温泉気候物理医学会温泉療法医、日本旅行医学会認定医、日本消化器病学会専門医、日本消化器内視鏡学会専門医。
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