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バリ島からの手紙・・・
2009年08月24日
こんにちは。ゲンです。
久しぶりの更新です。
いま街角で配られているリビケンの紙面は環境保護の内容で書かれています。
それにもつながる話なのですが、
先日、バリ島からこんな手紙が届きました・・・。
<以下転載、本原文のまま>
今日サヌールに潜っていたところ、写真のようなサンゴへの
落書き(本人の名前、ガイドの名前、日付等)を発見。
2枚目の写真を見ていただくと分かりますが、今日の日付が。
そういえば、さっき某日本人ショップがたくさんお客さんを連れて
潜っていたなーと思って、ダイビング終了後にビーチに戻ると、そのショップがおりました。
ローカルガイドに聞いてみると、そのガイドと、その客が書いたとのこと。
直接、本人達に聞いてみましたが、下を向いたまま、黙秘。
自分は同じ日本人として恥ずかしいです。
消せるものなら自分が消したいです。
そこにこれから潜るであろう世界中のダイバー達はきっと、
日本人ダイバーは最低な輩だ、と思うことでしょう。
この落書きをした日本人女性2名、
もう2度とサンゴに落書きをしないでください。
それからもう2度とバリの海に潜らないでください。
<転載、終了>
この内容と共に3枚の写真が添えられていました。
非常に悲しい話です。海を愛するはずのダイバーが 自然破壊を行った例です。
このような事が行われてしまわないように、GBRでは
啓蒙活動をしっかりと行っています。
国立公園に指定されていますし、自然を守る法律もちゃんとあります。
法律があると言う事は、著しく損害が与えられた場合、処罰もあります。
だから、ダイビングに潜る前のブリーフィングで、かなり強い口調で
「サンゴを保護しましょう」と指示されます。
もちろん、日本でも法律でさんご礁は守られており、
日本とパラオ共和国が中心になり
「国際さんご礁年2008」という取り組みがされていたのは記憶に新しい事です。
サンゴという生き物は、年に1回の産卵行動を行い、子孫繁栄をしていきます。
しかしながら、その成長は1年に成長の早い種類で数センチ。
非常に弱い生き物です。
だからこそ、みんなで守っていかなければならないのです。
この写真の2枚目に「GEN」という文字があります。
もちろん、ボクはケアンズに居るため、こんな事できっこないのですが、
非常に悲しく感じます。怒りすら覚えます。
このダイバーさん、今ごろ心の葛藤をしていてくれればよいのですが。
GBRに来て、潜るダイバーの方は、このような行為はしないで下さいね。
今ボク達が見ている景色を、僕達の子供や孫の世代まで残していきたいです。
一人一人が、ちゃんと理解して潜れば地球規模で環境保全できると思います。
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