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ビヨンド心医術:こころだけでどこまで病気を治せるか?
2012年08月14日
薬を飲んだという安心感から病気が良くなるプラセボ効果というものがあります。多くの医師はこのプラセボ効果が大嫌いなようなのですが、心医術では、このプラセボ効果も有難い治療効果で、積極的な医療介入として捉えています。
心医術を出版したときには、このプラセボ効果をどこまで拡大できるかわからなかったので、なるべくプラセボ効果が最大に働くようなこころの持ち方を勧めています。
究極的には、こころの動きだけですべての病気を治すことができるというのが答えですが、凡人には難しいので、これに近づくことができるようコツコツ何かをしてゆく必要があります。
心医術を実践して気づくようになったことは、身体の緊張は、意識できる不安や恐怖だけでなく、意識できない無意識の不安や恐怖とも結びついているということです。
無意識の不安や恐怖を意識に上げ、それを解消してやると、その分身体が柔らかくなります。また、逆のことも起こるようです。ヨガやストレッチなどで、身体をやわらかくすると、不思議なことにそれと関連した不安や恐怖も意識に上がってくるらしいということにも気づきました。
不安や恐怖の大元がどこにあるかというと、どうも、今の日本で普通に教育を受けて育つと、自己保存とか遺伝子の保存になるようですから、このあたりは個人個人に合った方法で解決していただくしかないでしょう。私の場合は心医術に詳しくは書いてあるのですが、あまりの不健康さに、ああもうあと3ヶ月くらいで絶対に死ぬ、とあきらめて自己保存を手放したときに、安心そのものというような何かが入ってきたような感覚があり、どうしようもない不安や恐怖がなくなりました。この視点から考えてみれば、ヒプノセラピーで過去生を体験することが治療効果をもたらすことがわかりますし、さまざまな宗教も救済的に働くのでしょう。
気の流れがわかってくると、長年の凝りにアクセスしたときに、ドロドロした臭い気が上がってくるのがわかります。
自身の体験から、これを呼吸法で排出できるようになって、ある程度身体をクリーンにすると、ノイローゼやらアレルギーやら腰痛やら不整脈やらが消えるように感じています。
そして、こころとからだの結びつきが強くなるように実感しています。
逆にストレスを受けたときに、身体の一部が固くなるのもわかるようになります。(現在の私は首、肩が多い。下からエネルギーが上がってきて、首肩にとどまる。)
先日から、ヨガの先生が産休に入ってしまい(なぜか当ヨガスタジオはお得意様が次々と子供を授かったという報告をいただき子宝に恵まれています。ステージにレインボースネークをモチーフにしたためでしょうか)、私が教えざるをならなくなってしまいました。
そろそろ横着をしないで、自分で教えなさいということかと思い、レッスンをはじめました。
全身の気の通し方などを教えてゆき、かつての私と同じような、アレルギーやら腰痛やらに悩んでいる方のお役にたてればよいなと考えていますので、よろしければご参加ください。
プロフィール
- ymitsui
- 三井 康利。 1972年静岡県生まれ。 1997年北里大学医学部卒。 内科医。 現代西洋医学と補完代替医療、思想・哲学の良い点を取り入れ、ホリスティック(全人間的)な視点から医療を考察・提案。 臨床医として日常診療に役立てている。 資格:日本内科学会認定医、日本補完代替医療学会学識医、日本温泉気候物理医学会温泉療法医、日本旅行医学会認定医、日本消化器病学会専門医、日本消化器内視鏡学会専門医。
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