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ヨガって何?
2013年12月05日
厄落としも終わった?ことだし、そろそろまたがんばって記事にも復帰していこう!と思っております。
ケアンズ滞在中は、ほとんど毎日ヨガをやっていましたが、ハタヨガをやると、飛行機の移動や不適切な飲食物で固くなったからだがほぐれて行くのがわかります。
特に飛行機はすごいですね。数時間おきにアルコールを勧められ、チーズ、デザート、チョコレート三昧で、早々に限界を超えて客室乗務員に「水だけでall right」と繰り返していたら、「あなた楽ですね」と喜ばれました。
最近、世ではヨガが一人歩きしてわけがわからなくなってしまっているので、少し解説したいと思います。
ヨガはパタンジャリによるヨーガ・スートラが根本経典になっています。
ヨーガ・スートラの最初から2番目にヨガの定義が書かれています。
YOGAS CHITTA VRITTI NIRODHAH.(心の作用を滅却することがヨガである)
そうするとどうなるのかは3番目。
TADA DRASHTUH SVARUPE VASTHANAM.(そのとき、見る者は、本来の状態にとどまる)
見る者というのは、スピリチュアルの方々が仰る、本当の自分と同義でしょう。
ここから先は、瞑想や体操、日常の行動規範や心構えなど、ここに至る方法が多岐に解説されているわけです。
科学はその一部を取り出して検証して、学力の向上や美容、ダイエットの成功、病気の克服といった目的に役立てようとするわけです。こういう世俗的な欲求を滅却しなければならないとも思うのですが、ヨガは懐が深いのでよくわかりません。
心医術では、ありとあらゆる刺激が心に作用することがわかっているため(そのため本文中で雑念を止めることは無理だと表現しています。本当にヨガはすごいですね)、科学を力を借りて、出来る限り最小の努力で安定させることをコンセプトにしています。そのため実践していると、ヨガの上達に役に立っているように感じます。
ヨガもまた科学なので、心の作用を滅却しようと思わなくても、行法を実行すれば心の滅却に近づくように感じるのですが、ゴールを知っていたほうが上達が早いように思いましたので、書いてみました。
プロフィール
- ymitsui
- 三井 康利。 1972年静岡県生まれ。 1997年北里大学医学部卒。 内科医。 現代西洋医学と補完代替医療、思想・哲学の良い点を取り入れ、ホリスティック(全人間的)な視点から医療を考察・提案。 臨床医として日常診療に役立てている。 資格:日本内科学会認定医、日本補完代替医療学会学識医、日本温泉気候物理医学会温泉療法医、日本旅行医学会認定医、日本消化器病学会専門医、日本消化器内視鏡学会専門医。
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