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前世療法を体験してきました②
2012年04月25日
死んだらどうなるのか?人類の大命題です。
出発前に、そのうち読もうと思い積んでおいた本が妙に気になり、バックの中へ。
タイトルは「ベーシック・シュタイナー 人智学エッセンス」。
時間があるので、在来線で2時間30分コース。ジェットスターでもらったイヤーウィスパーを装着し、電車の中で読書。
ページを開くと、偶然にも死んだらどうなるということが書いてあります。
こういう必要なときに必要なものが現れる偶然は数年前からしょっちゅうなのでスルー。
まとめると、①死ぬ瞬間に過ぎ去った人生全体が心の前に再現される。②起きていた間の時間だけそれは続く。③そこで、相手が体験したことを、相手の身になり自分が体験する。つまり、人を苦しめたならば、今度はその苦痛を自分の中で体験する。④それを埋め合わせる意思衝動を心が受け取り、来世でその意思を実現する。となっている。
私は死んだことがないので本当にそうなるのかはわかりません。
しかし、これは、生きている間にできると思う。
自分を客観的に見ることができるようになって、自分がしてしまった悪事と向かいあい、相手の苦痛を感じて、そして、自分の行いを恥じて、それを悔いてもう二度とやるまいと決心すること。そして、他人から受けた酷い仕打ちを許すことができるようになると、どんどん自分の過去が鮮明に思い出されてくる。
過去と現在の違いは、記憶の曖昧さという要素を持つから、過去を鮮明に思い出すことができれば、過去の要素が薄れ、今が増えていくのだと思う。
記憶が、無意識の働きで、思い出したくない!という精神的抑圧から開放されるという、多分フロイトが言うのと似たような(フロイトは性的な衝動しか考えてないけど)機序だと思う。
心的な防衛機能だから防衛の必要性が無くなれば、自然に出てくるのだと思う。
読書でこのような思索で移動をすごしていると、あっという間に恵比寿に到着。
スピリチュアル的な場所は、よくヌミノーゼ的な聖なる感覚とか、祟のような感覚とかが入り混じっているけれども、サロンを訪れたときの第一印象は、そういうスピリチュアル的な感覚はなく、そういう観点からは普通。
私は、最近、逆にこれがとても大切なことで、セラピストさんの変な念が入っていない証拠だと思う。
スピリチュアル的な感覚はなくて、地に足は着いているのだけれども、妙に場にケアンズのようなすがすがしさを感じました。
(この理由はあとで明らかになります)
到着するとケイトさんより「本当は男性はお断りしているんですよ。でも、たまにHPを良く見ずに申し込む方もいるので、そういう方は受けているんです」と。
申し訳ございません。私のことです。
前世療法を体験してきました③に続きます
参考文献)R.シュタイナー 西川隆範(編訳) 渋沢比呂呼(撰述)(2007) ベーシック・シュタイナー 人智学エッセンス イザラ書房 埼玉
プロフィール
- ymitsui
- 三井 康利。 1972年静岡県生まれ。 1997年北里大学医学部卒。 内科医。 現代西洋医学と補完代替医療、思想・哲学の良い点を取り入れ、ホリスティック(全人間的)な視点から医療を考察・提案。 臨床医として日常診療に役立てている。 資格:日本内科学会認定医、日本補完代替医療学会学識医、日本温泉気候物理医学会温泉療法医、日本旅行医学会認定医、日本消化器病学会専門医、日本消化器内視鏡学会専門医。
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