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地震
2011年03月17日
地震から一週間たち、職場でも停電の対策などなどが一服してやっと少し落ち着いてきました。
日本国内やオーストラリアだけでなく、スイス、ウルグアイ、イスラエルなどなどに住む友人から「私のこころは日本の人たちとともにある」とか「とにかくできることは何でもする」など、安否を気遣うメールをたくさんいただきました。
多分、日本の問題とかそういう境界の意識はあまりなくて、どの国の人もみんな仏様のような悲しみを慈しむこころを持っているのだと感じました。
いままで関係が良くない国の、心無いコメントが報道されたりもするけれど、日本や友好国の中にもそういう人はいるわけで、どんな国の人も、根は変わらないのだとも思います。
そして、そういうコメントをする人たちも、まだ自分のこころの中に、慈しみがあることに気づいていないだけだと思います。
緊急事態の時は精神が緊張するので一時的には元気になるけれど、そのような元気は長く続きません。
昨日も会った方には気をつかいすぎ、だんだんと元気がなくなってきている方もいらっしゃいます。
ショッキングな映像などを何度も見ていると、どうしても気が動きやすくなります。
こういう時には情報収集は最小限にとどめて、自分ではどうにもできないことは、身を天にゆだねて、メディア断食も必要かもしれません。
人間の体も社会も似ていて、他の部分がきちんと働いていれば、傷ついたところは癒えてゆきます。
このようなときは浮足立たずに、自分の持ち場をしっかり守ることが、もっとも被災者の方々を助けることになるのではないかと思います。
元気がないと、必要なときに必要なことができません。
どうか、できる方は心穏やかにお過ごしください。
プロフィール
- ymitsui
- 三井 康利。 1972年静岡県生まれ。 1997年北里大学医学部卒。 内科医。 現代西洋医学と補完代替医療、思想・哲学の良い点を取り入れ、ホリスティック(全人間的)な視点から医療を考察・提案。 臨床医として日常診療に役立てている。 資格:日本内科学会認定医、日本補完代替医療学会学識医、日本温泉気候物理医学会温泉療法医、日本旅行医学会認定医、日本消化器病学会専門医、日本消化器内視鏡学会専門医。
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