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宇宙と農業

2012年03月19日

花を育てるのと野菜を育てるのとでは少し勝手が違うようなので、現在野菜作りの勉強をしています。

 

昔の記事にも書いたのですが、現在ガーデンを、その場の落ち葉のサイクルで(多分いずれミミズコンポストを作る必要がある。妻もいずれ慣れるだろう)、手をあまり加えずに数十年単位で循環する小宇宙のようなガーデンを作りたいと願っているのですが、シュタイナーの先生に畑の話をしたところ、シュタイナー農法という農法があることを教えてくださいました。

 

私が理想に描いている農法が行われていました。すでにヨーロッパでは広く行われており、この農法で作られたワインはBIOワインとして流通しているのは有名なようです。

 

早速BIOワインを注文してみました。

 

シュタイナー農法の何がすごいかというと、天体の動きと農法が結びついていることです。しかしながら、現在主流の農法では太陽と雨のことしか考えていないように感じます。

 

たとえば、満月の日に種をまくと、その後の雨により月の力が植物に伝わるそうです。サンゴが満月の下で産卵することや、新月になると木は引き締まり、良い材になることを考えると関係があるのだろうなとも思いますし、このように満月の光を浴びた野菜と、最低限必要な光と栄養だけ与えられた野菜工場の野菜のどちらを選びたいかときかれたら、やはり月の光を浴びた野菜を食べたいので、魂はどちらかがより良いのかを知っているのでしょう。

 

さらに調べてみると、日本の旧暦も月暦で、以前は日本でも旧暦に沿って農事が行われていたようです。

 

いつから日本人は宇宙とのつながりを失ってしまったのでしょうか。

 

単なる食料生産という農業ではなくて、こころとからだに優しく、癒しにつながる農事を含めたライフスタイルとして、よいものが出来上がればと願っています。

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プロフィール

ymitsuiymitsui
三井 康利。 1972年静岡県生まれ。 1997年北里大学医学部卒。 内科医。 現代西洋医学と補完代替医療、思想・哲学の良い点を取り入れ、ホリスティック(全人間的)な視点から医療を考察・提案。 臨床医として日常診療に役立てている。 資格:日本内科学会認定医、日本補完代替医療学会学識医、日本温泉気候物理医学会温泉療法医、日本旅行医学会認定医、日本消化器病学会専門医、日本消化器内視鏡学会専門医。
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