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家康楽市パフォーマンスアート終了!
2013年04月29日
風がやや強めの本当に良い天気、開始1時間30分前。
公園の敷き詰まった“緑”の上に寝転んでパフォーマンス用に編集した音源を聞いてイメージトレーニング。
木々の木漏れ日が本当に気持ちが良い。
1時間前に楽屋裏に戻って準備を始める。
葵の御紋が入った家康公”黄金の甲冑”を纏ってスタンバイ。
重量約15KG、ずっしりと重さを感じる。
やがてステージ脇に呼ばれ本番を待つ。
観に来てくれた友人知人の顔が見える。
素直に嬉しい。
そしていざ本番!
波の音からバイオリン、三味線が加わる。
その音に合わせて体が自然に動く。不自由さは感じるがなんとかいけそうだ。
そして始めの一石。
気合い一発!!
音の強弱に合わせながら描いて行く。
前半始めの途中で音が飛ぶハプニング!
もし止まってしまったら手拍子で描こうと思っていたが、MCの中牧さんが気転をきかせて早回ししてくれたお陰でスムーズに進んだ。
本当に感謝。
遠目から見たステージ。描いていると集中している為にあまり周りが気にならなくなる。
一心不乱に描き進めた。
ただ、ずっと後ろ向きだとお客様に失礼だと思い、時折後ろを向く仕草が出る。
ここまでで約15分ぐらい、だんだんと前景を表していく。
黄色をさしていく。
実は自分はカラーアーティストだと思っている。もともと自分の持っているカラーセンスを表現するのが好きだ。
自然と素材を握り、色を加えていく。
お気に入りの青。
そして情熱の赤。
当初使用する予定ではなかった筆を使って描き始めた。
調子に乗ると色々とアイデアが浮かぶ。
最後の五分はアップテンポの三味線の効いた音楽で。
やはりかなりきつかったが気合いでカバー。
筆が自然に飛んだので手で描き始める。
甲冑の重さに負けまいと奮闘した約25分、絵が完成するとどれだけ汗びっしょりになっていたかが感じ取れた。
今回のタイトルは「武士の心意気」
今回甲冑を着て描かせて貰い、一心不乱で駆け抜けた武士の気持ちが分かったような気がした。
勢いを感じてもらおうと描いた作品。
多少ラフに仕上がったけれどもこのぐらい勢いあってもいい。
演技が終わって振り返ると本当にたくさんの人々が見ていてくれたのにビックリ!
実行委員長が言うには約2000人ぐらいいたとの事。
本当に嬉しい!!
全力で描いた後に撮影した一枚。
今回お越し頂いた家族、友人知人や皆様、本当にありがとうございました。
みんなのお陰でここまで一生懸命描くことが出来たと思っています。
今回、100万円もする甲冑を快く貸して頂いた家康楽市実行委員会の秋元さん、スタッフの皆様に感謝を申し上げます。
どうも有難う御座いました!!
家に帰りシャワーを浴びようと服を脱いだら腕の付け根に大きなアザが出来ていた。
そのぐらい動けていたと自信を持った。
素晴らしき一日かな。
プロフィール
- seiji_yamauchi
- 1997年オーストラリアから旅を始め、約一年半、撮影旅行をしながらオーストラリア、東南アジアを旅する。その旅行中に南オーストラリアのアデレードのメインストリートで見た世界中のストリートパフォーマー達に刺激を受け、一緒に絵を描き始めた。 それが初めてのパフォーマンスアートとなった。 一度日本に帰国し、そこから中国の北京に渡り、ロンドンまでの約15,000kmを陸海路で3ヶ月間、8ヶ国を撮影旅行しながら横断を達成する。 その後、オーストラリアの永住権を取得。ケアンズで4年留まり、写真展、絵画展、オリジナルパフォーマンスアートを展開。 ダンスパフォーマンス、ミュージカルなどにも出演し、自己表現の研鑽に努める。 2006年2月から5ヶ月かけてインド陸路10,000kmを撮影旅行する。 その後、モルディブ、パリに滞在後、中国を横断した。 日本に帰国後、“芸術の融合”を企画、プロデュース。オペラ歌手、ピアニスト、日本舞踊とのコラボレーションを行った。 現在、東京都に在住。日本の美の再認識、“芸術の融合”を意欲的に展開していく決心をする。
家康のパフォーマンスアートの写真とブログを読んで・・・何だかすごい!!面白い!!と思って結局ずっと以前のものから読み直してしまいました。絵は意図して描いた人のなりを表して・・・そして、写真!写真はいかにその人が外の世界を見ているかをこんなにもはっきりと見せてしまうんだなぁ・・・とびっくりしました。本当にびっくり・・・。私も今、言葉とイラストのホームページを作っているのですが、どう自分のこころを持っていたいか、目を持っていないといけないか、教えて頂きました。長々すみません。ありがとうございました!