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次の休みはケアンズへ
2009年08月24日
8月も終わりに近づき、朝方と夕方には秋季の気配を肌で感じるようになりました。
「来年のことをいうと鬼が笑う」という古諺がありますが、この未来を見通す才覚は、他の動物と比べて、大脳皮質が進歩した人間に卓出した能力です。
すでに、次の冬休みを心に思う方も多いかもしれません。
もし、枯葉が落ちるにつれて、気分も暗がることに感付いておられる方は、冬にはケアンズに旅行することをお勧めします。
季節と「こころ」の係わり合いは、季節性感情障害という病気として現れることがあります。
この病気は、日が短くなり、光による眼から脳への刺激が弱まることがホルモンバランスを崩し、うつ状態を引き起こす病気です。そして、その潜在患者数は、日々の生活に差し障りがない軽症も含めると、大変多いのではないかと考えられています
(こちらで詳しく説明させていただいていますので、興味がありましたらご覧ください。http://www.seirei-numazu.com/files/seirei77.pdf )
転地療法も勧められています。日照が長い夏季の地域に滞在することによって、症状が改善するといわれており、ケアンズはあつらえ向きの地域です。
そして、明るい気分になって日本に帰れば、毎年、物憂い気分で見過ごしてきた、かつてとは違った情景、厳美な日本の冬景色を観照できるようになっているかもしれません。
プロフィール
- ymitsui
- 三井 康利。 1972年静岡県生まれ。 1997年北里大学医学部卒。 内科医。 現代西洋医学と補完代替医療、思想・哲学の良い点を取り入れ、ホリスティック(全人間的)な視点から医療を考察・提案。 臨床医として日常診療に役立てている。 資格:日本内科学会認定医、日本補完代替医療学会学識医、日本温泉気候物理医学会温泉療法医、日本旅行医学会認定医、日本消化器病学会専門医、日本消化器内視鏡学会専門医。
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