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現象の二極性
2009年12月12日
昨日は、忘年会に向かうためにタクシーを利用しました。
タクシーの運転手さんと雑談をすると、雨の日はタクシーの利用客が増えるそうです。
「それでは、雨だと嬉しいんじゃないですか?」と聞くと、
「短い距離の人が増えるから売り上げは変わらないよ。見にくくて運転しにくいし、あまり良くはないね」という返事でした。
あらゆる現象には二極性があるように思います。
しかし、両極端はしばしば似た性質を持ちます。
黒は光を完全に吸収し、白は光を完全に反射します。
朝日も夕日も空を赤く染めます。
ケアンズが位置する熱帯と、南極が位置する寒帯とでは、気候に注目したときには、まったくの逆です。しかし、変化が少ないという点では似ており、狩猟採取を大切にしてきたという住民の生活文化まで似ています。
国家の税収では、ラッファー・カーブ理論によると、100%の課税では税収は0になり(100%収入を取られて働く意欲の出る人がいるでしょうか?)、0%の課税でも、当然、税収は0になります。
働きが少ないと生活できず、働きすぎで身体を壊したら生活できなくなります。
運動不足も身体を害し、運動のしすぎも身体を壊します。
飢餓も身体を壊し、食べすぎも身体を害します。
さて、このような、「世界」が持つ法則は、どのように役立てることができるでしょうか?
プロフィール
- ymitsui
- 三井 康利。 1972年静岡県生まれ。 1997年北里大学医学部卒。 内科医。 現代西洋医学と補完代替医療、思想・哲学の良い点を取り入れ、ホリスティック(全人間的)な視点から医療を考察・提案。 臨床医として日常診療に役立てている。 資格:日本内科学会認定医、日本補完代替医療学会学識医、日本温泉気候物理医学会温泉療法医、日本旅行医学会認定医、日本消化器病学会専門医、日本消化器内視鏡学会専門医。
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