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癒しと追い討ち
2008年10月18日
インドのボンベイのタージマハルホテルで。
この日はインド旅行初日。
ホテルの前でしつこく勧めてくるTAXIを一日貸切って市内観光に出かけた。
道路は超過密状態で空は車の排気か、はたまたインドの街の汚染物質か知らないけど青空とグレーが混在していた。
まったくどんよりとしている。
窓を閉めて排気と埃を避けながら、景色を眺めて15分ぐらいか。
いきなり
ガツーーーーン
とものすごい勢いで後ろから追突された!
その5秒後にまたガツーーーーーン!!
体が波打つ。
なんなんだいったい!!?
またガツーーーーン!!!
故意だと思わせぶりな追突にTAXIの運転手が怒りながら外へ出る。
僕達も外へ出て見守る。
車のテールランプがグシャグシャだ。
それを見て運転手のメラメラと燃え盛る怒りが更に燃え盛った。
どなり散らしながら後ろの車に歩き出す。
渋滞で動けない道路の真ん中で口論が始まった。
まわりの車からも人が降りてきて野次馬でガヤガヤとごったがえし祭りのような様相だ。
相手はインド人10代の少年と中年のオヤジ。
ぶつけてきた車は明らかに僕達が乗ったおんぼろTAXIよりも立派で、彼らのカースト(ランク)も運転手よりはるかに格上らしい。
運転手のやきもきした態度でそれが分かる。
もめて15分、まだ続いている。
もう他のTAXIつかまえて帰りたいが車は動いていないし、インド人に取り囲まれているので待つしかない。
さらに10分してお互い車に戻ったので、僕とミーガンも車に乗った。
運転手に訳を聞いた。
どうやら車の運転練習をこの過密公道でしていたらしい。それでブレーキとアクセルを何度も踏み間違えたのだそうだ。
なんてこった!!
免許を持っていないので示談で済ますらしい。
そこで運転手、「これから金をもらうから彼らの家に行く」と言い出した。
えッ、じゃあツアーはどうなるの!?
僕達は選択の余地無し。
TAXIはそのままその車を、訳の分からない裏路地を縫いながら追い出した。
ツアーどころか、金の取りたてに付き合わされてしまった(x0x)。
その為にその後のツアーも短縮。
その後彼らが客を連れて行くとコミッションをもらえるお店に半ば強引に連れ回す行動に出だした。
こんな問題が初日からあっていきなり精神的に疲労困憊。
それを癒す為に5ッ星の高級レストランで食事をした時の一枚。
その時は贅沢な空間に癒されたひと時だった。
だけどレシートを見てまたガツーーーーンときた。
半端ないサービス料のパーセンテージでかなりプライスアップしている!!
いきなりの出費が追い討ちをかけてきた。
そんな想い出の詰まったこの写真である。
プロフィール
- seiji_yamauchi
- 1997年オーストラリアから旅を始め、約一年半、撮影旅行をしながらオーストラリア、東南アジアを旅する。その旅行中に南オーストラリアのアデレードのメインストリートで見た世界中のストリートパフォーマー達に刺激を受け、一緒に絵を描き始めた。 それが初めてのパフォーマンスアートとなった。 一度日本に帰国し、そこから中国の北京に渡り、ロンドンまでの約15,000kmを陸海路で3ヶ月間、8ヶ国を撮影旅行しながら横断を達成する。 その後、オーストラリアの永住権を取得。ケアンズで4年留まり、写真展、絵画展、オリジナルパフォーマンスアートを展開。 ダンスパフォーマンス、ミュージカルなどにも出演し、自己表現の研鑽に努める。 2006年2月から5ヶ月かけてインド陸路10,000kmを撮影旅行する。 その後、モルディブ、パリに滞在後、中国を横断した。 日本に帰国後、“芸術の融合”を企画、プロデュース。オペラ歌手、ピアニスト、日本舞踊とのコラボレーションを行った。 現在、東京都に在住。日本の美の再認識、“芸術の融合”を意欲的に展開していく決心をする。
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