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感覚的な流れの先に

芯のある絵

2009年03月17日

浜松の福祉文化交流センター

浜松福祉文化交流センター

10月31日(土)のパフォーマンスアート浜松公演のコンサート会場。

ここの責任者を訪れ、実際の会場を見せてもらった。

座席数600。

程良い広さだ。

奥行きは思ったよりもあり、これなら動き回る事も余裕で出来る。

よおし、これからイメージ創りだ。

ここの隣りには浜松で有名なイタリアンレストランがある。

その名は

カルト・ドゥ・ヴァン

ここのオーナーとはなんとなく情熱が似ているというか、共通するものがあって仲良くさせてもらっている。

久しぶりに訪れるとオーナーシェフ松島さんが笑顔で迎えてくれた。

久しぶりの松島イタリアンを食べながら、相変わらずハキハキとした口調で話しを交わす。

ここは料理もオーナーもお店の雰囲気もまったくブレない

芯のある料理

何年経ってもいい意味で変わらないレストランだ。

今回もう一つ、浜松に帰って来た目的は高名な書道家にお会いする為。

書道家 松下清泉 先生

日展審査員、入選は数知れず、書で全世界を飛び回る人間国宝です。

実は従兄弟がここの先生に書道を習っていたので紹介してもらった。

松下先生の書道教室。

なつかしい墨の匂いがする。

角には大小様々な筆がかけられてあり、その下にはいかにも芸術的な50cm以上もある大きな硯石がいくつも置かれている。

これで大きな用紙に書いたらさぞ楽しいだろうなと思わせる、圧倒的な大きさの筆と硯だ。

松下先生、70近くになるけれど、それを感じさせない雰囲気をまとっている。

中国、時代の書体から現代書体、書き方は縦横無尽、

20年前には詩吟にのせて書を書き上げる「詩吟書道」も行っている先生。

“人間は集中力”

集中力を養えば、色々な可能性が拡がる。

今の子供は落ち着きがないのが多い。

そんな子供達に“”を通して集中力を付けさせる。

精神的修養を目的とした松下先生の書道教室。

芯のある教室。

僕も小さい頃、書道を習った事があったが、「書く」というより「字を書かされてい

た」という記憶が残っている。

今だからこそ、松下先生に書を習いたいなと率直に思った。

こんな先生だからこそ、実は前から「是非、一度コラボレーションしましょう

やりましょうと会う度に言っていた

だから、僕が入ってくると二つ返事、僕のお願いを悟ったように

「よし、やろう!」と二つ返事。

元気な握手を交わした。

これで契約終了!

あまりにもあっけないので“じゃあ写真を撮って契約書代わりに”、という事で

契約写真

これで浜松のコンサートでの共演が決定!!

なんかゾクゾクするような体験が当日出来そうで、楽しみがまた一つ増えた。

芯のある絵

きっとその日に描いてみせよう。

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このコメント欄の RSS フィード 2件のコメント »

Keiko Murphy(コメント) 2009/3/19 木曜日 11:52:04

  1. 素晴らしい!
    読んだだけでゾクゾクしました。
    素晴らしいコラボレーションになるのでしょうね。

    表現の形は違っていても、人間のクリエイティビティが
    わき上がる源泉は一つのような気がします。

    最近のSEIJIさん、ノリにノっている感じですね!
    そのままRide on Waveで…。
    ケアンズから応援してます。

seiji_yamauchi(コメント) 2009/3/22 日曜日 12:27:24

  1. KEIKOさん

    応援コメントありがとうございます!

    本当にKEIKOさんのいう通りで、クリエイティビティの湧き上がる源泉って僕も一つのような気がします。

    今年はWAVEに乗ってガンガンいきますよ(^v^)。

    4月末から2週間ケアンズに行くのでまたKEIKOさんの方にも顔を出しにいきたいと思っています。

    KEIKOさんも頑張って下さいね!!

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プロフィール

seiji_yamauchi
1997年オーストラリアから旅を始め、約一年半、撮影旅行をしながらオーストラリア、東南アジアを旅する。その旅行中に南オーストラリアのアデレードのメインストリートで見た世界中のストリートパフォーマー達に刺激を受け、一緒に絵を描き始めた。 それが初めてのパフォーマンスアートとなった。 一度日本に帰国し、そこから中国の北京に渡り、ロンドンまでの約15,000kmを陸海路で3ヶ月間、8ヶ国を撮影旅行しながら横断を達成する。 その後、オーストラリアの永住権を取得。ケアンズで4年留まり、写真展、絵画展、オリジナルパフォーマンスアートを展開。 ダンスパフォーマンス、ミュージカルなどにも出演し、自己表現の研鑽に努める。 2006年2月から5ヶ月かけてインド陸路10,000kmを撮影旅行する。 その後、モルディブ、パリに滞在後、中国を横断した。 日本に帰国後、“芸術の融合”を企画、プロデュース。オペラ歌手、ピアニスト、日本舞踊とのコラボレーションを行った。 現在、東京都に在住。日本の美の再認識、“芸術の融合”を意欲的に展開していく決心をする。
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