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読書会
2015年04月26日
読書会にお誘いいただきまして、講演テーマの「生活を楽しむと長生きできる」について、身体と精神と魂の調和についての視点から話をしてきました。
(髭はケアンズにシェーバーを持っていくのを忘れ、楽しくなってそのまま伸ばしはじめました)
大きい会場よりも少人数は楽しいです。和気藹々と意見をお伺いできるし勉強になります。
今の自然医学はおおむね機械論を採用しています。
機械論とは行動学の祖、O.D.ヘッブの言葉を借りれば、「さし当り、ひとが魂を信じようと信じまいと、まずそれが存在しないと仮定しておくことである」です。
注意しなければいけないのは、否定ではなく仮定なのです。
魂が捉えどころがなく、見ることも触ることもできず、理性の承認に乗らないからといって盲目的に否定してしまうことは、合理主義的な科学者のすることではなく、盲信です。
機械論を盲信するところから、人を細胞や臓器の集まりとして扱うようになるのではないかと考えるのです。
医者もそろそろ、魂があるのかもしれないという選択もカバーして、診療に当たらなければならないのではないかと日々考えています。
そのほうが、患者さんとの些細なトラブルも減るし、治療効果も上がるように感じています。
プロフィール
- ymitsui
- 三井 康利。 1972年静岡県生まれ。 1997年北里大学医学部卒。 内科医。 現代西洋医学と補完代替医療、思想・哲学の良い点を取り入れ、ホリスティック(全人間的)な視点から医療を考察・提案。 臨床医として日常診療に役立てている。 資格:日本内科学会認定医、日本補完代替医療学会学識医、日本温泉気候物理医学会温泉療法医、日本旅行医学会認定医、日本消化器病学会専門医、日本消化器内視鏡学会専門医。
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