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ケアンズ療法のすすめ       

生命力溢れるワイン

2009年09月18日

ケアンズのわくわくする休暇では、日頃は勤めをしている真昼にワインに酔うのは、常と異なる非日常で、罪悪感とも開放感とも捉えどころのない情動が縺れ合う、面白い行動です。

生命力に満ち溢れているオーストラリアのシラーズは、複雑で繊細な心のひだを映すようなブルゴーニュワインを好む、頑固なフランスワイン通の容赦ない評論にしばしば晒されますが、私にとってはもっとも好きなワインのひとつです。

  

肉脂を多く食べるフランス人は、ワインの恩恵で心臓病が少ないという、フレンチパラドックスをはじめ、適量のワインが長寿や健康に役立つという医学的研究結果は実に数多く存在します。

科学が世に幅を利かせる以前の時代に遡ると、ワインは大きな宗教的な価値を持っていました。

  

これらの理屈を抜きにして、私は、喉をスムーズに過ぎる、適量の好みのワインが、心身に対して特別な価値を持つと、子供が母親を信じるように、疑うこと無しに信じています。

  

なお、心にとっては良い面もあるでしょうが、身体にとっては、アルコールは少量でも明白に毒物です。

アルコールを正当化する、酔っ払いの手の込んだ、巧妙な言い逃れかもしれないので飲みすぎには注意してください。

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このコメント欄の RSS フィード 3件のコメント »

瀬川澄子(コメント) 2009/10/17 土曜日 13:04:03

  1. アルコールに関するコメント 私の夫はアルコール好きで 降圧剤をのみながらもアルコールを飲みます。 よいはずがないのは 素人でもわかります。66歳ですが 最近 40年以上勤めあげて 会社を退職。なんだかとても怒りっぽく 一言いうと3言が返ってくるほどで大きな声で怒鳴ることもしばしばです。老人性のヒステリーではないかと、、でも2歳の女の子の孫にたいしては 声も顔つきも変わります。 これって老人独特のものですか?   お医者様ということで、 おたずねします。

ymitsui(コメント) 2009/11/4 水曜日 20:54:50

  1. コメントをいただいていたのに気が付きませんでした。お返事が遅くなりまして申し訳ありません。医学的な正常と異常を分けるひとつの目安は、社会生活をなんとか送ることができるかどうかですので、ご主人は異常とはいえず、医師の立場でお返事をすることは難しそうです。そのため、医師の立場ではなく、一個人の見解として答えさせていただければと思います。多くのご婦人を敵に回す覚悟で書かせていただくと、私もそうですが、D・カーネギーの世界的古典「人を動かす」の中でも説明されているように、男は女性から細かなことを口うるさく言われることをとても嫌います。まして、66歳なのに、老人性などという言葉を使われては、面子もたちません。ただ、このような表現を使うまでに気分を害されている瀬川さんにもそれなりの理由があるのでしょう。私の信条に、「I am OK. You are OK.」という言葉があります。全ての人と接するときに、私もOKだし、あなたもOKだと考えるように心がけていますが、複雑な人間関係をシンプルに考えるための交流分析の概念です。いざこざがあるときは、お互い同士がYou are not OK.になってしまっています。You are OK.と思いたくても、自分を快く思っていない、You are not OK.というメッセージを送ってくる相手に対して、You are OK.と考えるのは、とても難しいでしょう。しかし、関係を改善するときには、どちらかが、グッとこらえてYou are OK.のメッセージを送らなけらばなりません。さらに、問題なのは、I am not OK.と感じていると、後ろめたさなどからYou are not OK.というメッセージを送ってしまうこともあります。相手に求めるだけでなく、I am OK.であるためには、他者から見て、You are OK.と認めてもらえる努力もしなければなりません。そのため、良い人間関係のためには、主張するべきことは主張し、言うべきでないことは我慢し、尊敬を注ぎ、注がれていることも大切です。そのため、これを実現するためには、自分だけでなく、周りも「I am OK. You are OK.」の価値観を持っていることが大切です。人間関係がストレスになるばかりでなく、退職などの生活環境の大きな変化は、それだけでも非常に大きなストレスになります。ご主人にとって、血圧にも良くないでしょうし、健康に悪いアルコールを止めることも難しくなります。また、ご主人の退職は、ご主人だけでなく、瀬川さんにとっても生活環境の大きな変化になり、ストレスの原因になっている可能性があります。コメントを拝読させていただきまして、ご主人が会社を長い間勤め上げたことを大切に思われているように感じました。相手からでなく、自分からというのも悔しいでしょうが、もし、お気持ちが許すならば、3言の怒鳴りが帰ってくるような一言を言うかわりに、心からの感謝の一言を贈り続けることを試してみてはいかがでしょうか。感謝の3言が帰ってくるようになることを願っています。複雑な関係を紋切り的な概念に還元したり、若輩者が色々申し上げまして大変申し訳ありませんが、瀬川さんご家族が、ケアンズ滞在を楽しく過ごせることを一心に祈って、知恵を絞ってのことですのでお許し下さい。

瀬川 すみこ(コメント) 2010/6/21 月曜日 10:31:31

  1. お返事ありがとうございます。 人間は 死ぬまで 未熟ですね。  

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プロフィール

ymitsuiymitsui
三井 康利。 1972年静岡県生まれ。 1997年北里大学医学部卒。 内科医。 現代西洋医学と補完代替医療、思想・哲学の良い点を取り入れ、ホリスティック(全人間的)な視点から医療を考察・提案。 臨床医として日常診療に役立てている。 資格:日本内科学会認定医、日本補完代替医療学会学識医、日本温泉気候物理医学会温泉療法医、日本旅行医学会認定医、日本消化器病学会専門医、日本消化器内視鏡学会専門医。
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