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感覚的な流れの先に

FOP -情熱の融合 - コンサート 第1幕

2009年11月24日

このFOP3公演のきっかけは2年程前に遡る。

美佳ちゃんと新宿で出逢い、一緒にコラボしたいねって軽く言ったのが始まり。

そこから月日が流れ、千春ちゃんとも出逢い、そしてこの日

FOPリハーサル始め

2009年10月31日(土)FOP浜松公演がスタート。

午前中はみんなでリハーサル準備。

リハーサル

まずは音リハ。

そしてそれぞれが意見を持ち合って、ライティングや段取りが決まっていく。

全体リハーサルを時間を押しながら終え

昼食。

午後はリラックス。

本番への準備。

そして開演のPM6:00

ミーガンの軽快なトークで第1幕がスタート。

ミーガン スピーチ

幕の後ろに僕たちは待機。

緞帳が上がって描き始める前、一番緊張が走る一瞬。

まぶしいライトを浴びて3人で始める。

第1幕 始まり

はじめは坂本龍一の「ゴリラがバナナをくれる日」

リズムがあるこの音に合わせて絵を描き上げ始める。

2曲目も坂本龍一「RAIN」

これは強い一定のリズムに合わせ描き殴った。

この2曲、僕が個人的に好きで2人に弾いてもらえるようにお願いをした。

(美佳ちゃん、千春ちゃんありがとう!)

モダンで“坂本龍一”の旋律を持った曲。

そして、千春ちゃんのソロ、シャブリエの「スケルツォ・ワルツ」。

今回は千春ちゃん、このFOPの為に新しい曲に挑戦

金山千春 ピアノソロ

「RAIN」は結構強い曲、その後だと結構指を動かすのが大変だけど、

さすが千春ちゃん、見事弾きこなした。

千春ちゃんは“内なる情熱”を秘めている。


素晴らしい演奏!

そして僕のソロ。

暗闇のステージの中、座って音楽を待った。

今回の音楽は20分、この音を僕の感性の引っかかった音楽を自分で集め、
初めて編集構成した。

意外に楽しくて音の世界もいいな~と思いながら制作。

ベースは民族音楽で構成した。

はじめのインドの街の喧騒から始まり、ダブ音に合わせてダンスしながら描いた。

SEIJI ソロ 1

この描いている最中が僕の最も表現できるスペース。

SEIJI ソロ 2

僕は左利きだけど、この日本の右手社会のお陰で両手で描けるようになった。


動きはその場の雰囲気で体を動かしている。

SEIJI ソロ 3

                   SEIJI ソロ 4

                                      SEIJI ソロ 5

今回履いているフィッシャーマンズパンツは結構露出が激しかったみたいだけど(笑)でもパンツは見えないようになっているのでご安心を!

上の服はインドのボンベイで購入したもの。
3都市公演はそれぞれ違う色を着た。

実はこの描いている途中、頭の中で夢中になっている面と時間配分を計算している自分がいる。

そして最後の30秒、

最後は赤いアクリルを手に塗りたくり、ターンしてキャンバスにぶつけた

祈り

タイトルは“祈り”

世界を20ヵ国程まわり、貧しい国を見てきた。

その当時の夜ミーガンとどうしたらそんな人、子ども達を救う事が出来るのかを朝まで話し合ったりした。

ネパール、インドの子供の里親になったのもそれがきっかけだった。

そんな当時の事を思い出し、物質的(左)、そして精神的(右)に困った世界が良く

なるようにという願いを込めて描いた。

将来的にはもっと直接的に手を差し伸べられるように。

そして次は美佳ちゃんのソロ

マスネーの「タイスの瞑想曲」。

この曲は結婚式で美佳ちゃんが弾いた曲で、あの時の感動が頭の中に残っていて、僕がリクエストをした。

白澤 美佳 ソロ

美佳ちゃんのヴァイオリンは流れる音の中に強い“情熱のような何か”が宿っている。

白澤美佳 ソロ 2

僕はそれを聴くのが大好きだ

弾いた後場内にはその余韻が残る。

そしてコンサートは第2幕へ。!

この時、僕は一つの作品を描き上げた高揚感と披露感で満たされていた。

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プロフィール

seiji_yamauchi
1997年オーストラリアから旅を始め、約一年半、撮影旅行をしながらオーストラリア、東南アジアを旅する。その旅行中に南オーストラリアのアデレードのメインストリートで見た世界中のストリートパフォーマー達に刺激を受け、一緒に絵を描き始めた。 それが初めてのパフォーマンスアートとなった。 一度日本に帰国し、そこから中国の北京に渡り、ロンドンまでの約15,000kmを陸海路で3ヶ月間、8ヶ国を撮影旅行しながら横断を達成する。 その後、オーストラリアの永住権を取得。ケアンズで4年留まり、写真展、絵画展、オリジナルパフォーマンスアートを展開。 ダンスパフォーマンス、ミュージカルなどにも出演し、自己表現の研鑽に努める。 2006年2月から5ヶ月かけてインド陸路10,000kmを撮影旅行する。 その後、モルディブ、パリに滞在後、中国を横断した。 日本に帰国後、“芸術の融合”を企画、プロデュース。オペラ歌手、ピアニスト、日本舞踊とのコラボレーションを行った。 現在、東京都に在住。日本の美の再認識、“芸術の融合”を意欲的に展開していく決心をする。
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