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第128回 「ヒンチンブルック島探訪 その2」
2007年02月04日
▲「親子での〜〜〜んびりプールで浮かんでいるその脇を、でっかいゴアナが歩いていきます。なんとも雄大な光景ではありませんか!大自然、万歳〜っ!」 |
▲悠然と歩くゴアナ。名前の由来は、発見された当初、イグアナの仲間と思われていてそれが訛ってゴアナとなったとか…、アボリジニ語…とか聞いたけど…。でっかいヤツは1.5m位あるよ |
▲「コイツがゴソゴソやっていた犯人だ〜!朝に見たときは、ハムスターみたいでかわいいって思ったけど、深夜は得体が知れず、怖かったぞ〜。」 大也 |
前回に引き続いてヒンチンブルック島について書きま?す。大都会、東京のど真ん中で暮らしてきた我が親子、島では様々な生き物に驚かされました。 まず初めに驚かされたのはプールの脇を歩いていた恐竜の子供ような爬虫類Goanna!ノッシノッシ…(?)と悠然と歩くその姿にヒェッ?!まぁ、確かに熱帯雨林の中に建てたアコモデーションだから、そこにいるっていうのは当たり前の光景なのかもしれないけれど、人の気配を無視し、ピョロピョロ〜ッと先の割れた舌を出して歩く姿はなんか貫禄もあった。コイツの名前は『LACE GOANNA』、ゴアナとは大トカゲの総称のようで、豪州ではこの名で誰もが分かる生き物だ。全長1メートルはあった。泊まったBeach Cabinの前でもフツ?ウに歩いていたし、きっと島のいたるところにたくさんいるんだろう。まさに熱帯! 暢気にビーチで昼寝をしていれば、体中が痒い。見ればボコボコの赤い腫れ。音を立ててビュンビュン飛ぶ蚊がたくさんいるし、サンドフライも(小さすぎて見えないけれど…)わんさかいるはず。虫除けを塗るのを忘れていたのは明らかに甘かった…。Beach Cabinに戻って部屋の中は持参した蚊取り線香をつけモクモク状態にしたけれど、これじゃあ、人間だって部屋にいられない?って感じだったよ。 その夜、午後からビールを飲んでいた私は20時にはすでに眠りの中。その深夜、ゴソゴソガサガサと、ベッドの周りでする音で目が覚めた。かなり大きな音でひっきりなしに聞こえる。えっっ…!?昼間みたゴアナが部屋にいるの?いや、他のなんか生き物?ヘビだっているだろうし、何々!?、かなり気味悪い。全く気がつかずにぐっすり寝ている主人を起こして懐中電灯を探す。かなり逃げ腰体勢で現場を捜査。すると犯人はなんとマウス!私たちがゴミ箱に捨てた生ゴミを食べあさっていたのだ。そんなところに捨てた私たちが悪い??? どこから侵入してきたのか分からず、追い払えどもキッチンのシンクの奥に入り込み出てこない。“じゃあ朝まで出てくるな!”と閉じ込めたが、その後かな〜り長い時間、ゴリゴリゴリゴリ…やっていた。現場を翌朝調べれば、脱出しようと木の扉をかじっていたようで、鉛筆削りのカスのような木のくずが一山。コイツは『Melomys』というネイティブのマウスでした。 のんびりしにきたのに、なんだかかなり落ち着かない島だ。その後も奇妙なモノに出会ったので、もう一回、次号に続きを書きますね。
プロフィール
- Lisa Inoue
- 井上 梨紗(いのうえ りさ) 高校生の頃より、雑誌、テレビ、 ラジオなどのメディアで、モデルや レポーター、MC、エッセイストと して活躍。温泉、グルメ、旅行、競 馬、ダイビングなどをテーマに世界 中を飛び回る。 2003~2006年の4年間ケアンズ 在住。 著書 「リサの海外旅行術:フット ワーク出版」「ジェットスキーハウ ツー本」「F1グランプSUZUKA 公式認定本:扶桑社」など 現在は ㈱アレナトーレ:スポーツ マネージメント事業部で、 サッカー を中心にイベント企画、取材など。 ラジオ番組:「Viva!スポルト」コー ディネーター&レポーター 資格:国家潜水士、小型船舶操縦 2級、ダイビングCカード、日本語 教師など
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