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第129回 「ヒンチンブルック島探訪 その3」
2007年03月15日
▲「一応、道って作られてるんだけど、どっちが正解だ?みたいな不安な分かれ道もあったぞ。でっかい岩も転がってきそうで怖い…」大也 |
▲「小さな砂の玉をゴロゴロたくさん丸めて作るカニがビーチにいっぱい…。そのすなのたま、いったいいくつだぁ?カニを踏まずに歩くのって大変なんだよ」大也 |
▲こんな感じにFig Treeの白い花が幹にびっしりくっついて咲いています。見上げるとてっぺんまで…。実がつくところを見たいなぁ〜 |
早寝でたっぷり寝たのか、夜中におこされて寝不足なのか…、よく分からない(第128回参照)翌日”島の中をのんびり歩けるコースがあるよ”と勧められ、行ってみた。 Beach Cabinの裏手の山道をスタートし、熱帯雨林の生い茂る小高い山を上り下り。景観は遠足で行く高尾山や御岳山(東京近郊の人にしか分からないよね…)とは全く違う。ケアンズ市内のRed & Blue Arrowのウォーキングトラックをワイルドにしたって感じ(分かるかなぁ…)。 大きな岩がごろごろむき出しで散らばり、木々が乱雑に生い茂っている。そんな緑の中で驚かされたのがCauliferyと呼ばれる『幹生花』の姿。私がケアンズに住んで初めてその存在を知った『幹生花』とは、幹に直接花が咲き、実がなる木のこと。熱帯地域では比較的良く見られるらしいが、見慣れていない私にはなんとも不思議と言うか、ぞくっ…としてしまう姿なのだ。このとき見たのは、白い花の塊を太い幹に背の高いてっぺんの方まで、ぎっし〜〜りつけた Fig tree(イチジク)だった。花は綺麗だけれど、なんか私は背中がムズムズしてしまう。日本の実家の裏庭に生えていたイチジクとはかなり格好も違うし…、奇妙なのだ。 山道を、汗をかきながら進んで出た先は、誰一人人間の姿のない広?いビーチ。そこに群がるのは小さなカニカニカニ!わんさかわんさか、ひたすら忙しそうに動き回っていた。 ウォーキングトラックはこのビーチを横切って進むようになっていた。カニたちを踏まずに歩こうとしたら足がなかなか前に出ない。 仕方なく、彼らがすばしっこく逃げることを信じて進んだ。このビーチ、終点は見えるもののなかなか着かず、気持ちよい風に吹かれつつも、蟻地獄に陥った気分で進んだ。 ビーチ終点に見つけた順路らしき看板にほっとし、再び山に入り、島の反対側に出る道を進む。トカゲやゴアナがゴソゴソ道に飛び出してくるが、そのたびに驚いていては疲れるし(?)、だいぶ慣れた。 反対側のビーチに無事出たものの目立つ看板はなく“ウォーキングトラック終点にボートで迎えに行くからそこで待っていて”とは言われていたものの、“ココが終点?!”と尋ねる人影もない。ボートの姿も見えない海を眺め、まぁなんとかなるでしょう…、と予定時間を過ぎる時計を横目で見つつ数十分。 遅れてごめん〜!もなく迎えに来てくれたボートを発見したときはかなり嬉しかったです、ハイ。 そんな驚きの多いヒンチンブルック島、ホント面白かったです☆
プロフィール
- Lisa Inoue
- 井上 梨紗(いのうえ りさ) 高校生の頃より、雑誌、テレビ、 ラジオなどのメディアで、モデルや レポーター、MC、エッセイストと して活躍。温泉、グルメ、旅行、競 馬、ダイビングなどをテーマに世界 中を飛び回る。 2003~2006年の4年間ケアンズ 在住。 著書 「リサの海外旅行術:フット ワーク出版」「ジェットスキーハウ ツー本」「F1グランプSUZUKA 公式認定本:扶桑社」など 現在は ㈱アレナトーレ:スポーツ マネージメント事業部で、 サッカー を中心にイベント企画、取材など。 ラジオ番組:「Viva!スポルト」コー ディネーター&レポーター 資格:国家潜水士、小型船舶操縦 2級、ダイビングCカード、日本語 教師など
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