▲日本から自由にお買い物!
人気&オススメブログ
ケアンズの注目キーワード
■その28「20年後に離婚!」
2007年09月05日
▲写真はイメージです |
オーストラリアの社会問題の一つに高い離婚率がある。今では3組のうち2組は離婚する、とも言われている。背景には、女性の社会進出と離婚家庭に対する政府の多大な経済的援助があるようだ。
子供から「エミリーの兄弟は3人ともお父さんが違うんだって!」と聞いても別段驚かなくなってしまった。
周囲を見回すと、ずっと連れ添った夫婦を捜すのが大変なほどだ。子供達は平日にはお母さんの所、週末はお父さんの所で過ごす、というようなケースも多い。
「このホリデイは自分の子供は前の旦那のところで過ごし、私は今の旦那の前の奥さんとの子供と過ごすのよ」という友人がいたが、何とも理解しがたい状況である。
いずれにしろ、大人の都合に振り回される子供達はかわいそうだ。こんな状況では、子供達が結婚に夢を持てないのも仕方がない。
娘の学校で「将来の自分の姿」という作文のテーマが出されたとき、半数位の生徒が、「30歳で離婚」とか「40歳で離婚」と書いたそうだ。自分の将来像の中に離婚経験を思い描くとは、寂しい話である。
しかしオーストラリアではごく当たり前の事として、受け止められているのだろう。
「ナタリーは、今日はおばあちゃんの結婚式に出席するんだって」
これも決して珍しくないことなのだ。
Shelly:(陶芸の先生。広いエーカーハウスをご主人と二人で守る)
■ コメント:"It’s easier for women to divorce nowadays because there are so many women in the workforce and they can go out and get a job and earn money. So it’s easier for them to get out of a marriage than to put up with it."
(最近は、女性にとって離婚はさほど難しくないのよ。労働人口の中にしめる女性の割合は増えてきていて、社会に出てお金を稼ぐこともできるから。だから、結婚生活に耐えられなくなったら、さっさと離婚してしまうわけ)
Edna :(家に居るのが一番の幸せという、安上がり”cheep to keep”な 主婦)
■ コメント:"I think when the mother and the father are always fighting and arguing it’s not a good environment for the kids to be in. So it’s best that they part. Usually the Mother gets the children and the Father gets to visit them on weekends."
(両親がケンカばかりしていたら、子供達にとって良い環境とは言えないわ。そういうときは、別れてしまうのが一番。母親が子供を育てて、父親は週末に会いに来る、というのが一般的ね)
Scott:(独身主義。週に1〜2回はパブ通い)
■ コメント:"I don’t believe in marriage. Nowadays everyone is so busy and they all have their own lives. In my opinion, marriage is an old fashioned convention that often doesn’t work in today’s society. Sometimes mates come and go, so why should you commit yourself to someone until you die?"
(ボクは結婚には価値を認めないな。今は誰でも皆忙しく暮らしていて自分のことで精一杯。結婚というのは旧式の慣例だよ。今の社会には似合わない。相棒は知り合ってまた去っていくものだよ。それなのにどうして死ぬまでひとりのひとに一生を捧げなくてはいけないの?)
このコメント欄の RSS フィード コメントはまだありません »
コメントはまだありません。
コメントをどうぞ
トラックバックURI:
http://www.livingincairns.com.au/%e3%82%a8%e3%83%83%e3%82%bb%e3%83%bc/%e2%96%a0%e3%81%9d%e3%81%ae28%e3%80%8c20%e5%b9%b4%e5%be%8c%e3%81%ab%e9%9b%a2%e5%a9%9a%ef%bc%81%e3%80%8d/trackback/