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その41 ペット
2007年09月05日
こどもにとって、動物と一緒に暮らすのは良いことだと思う。世話をすることの大切さが自然とわかるし、何より動物に慣れることができる。
うちにはかつて2匹の犬がいた。キングチャールズスパニエルのミミと、ドーベルマンのキャシー(今も健在)だ。
ミミは、赤ちゃんが家にやってくると、何となく守ろうとしている風で、私が1階にいて、2階で赤ちゃんが起きて泣いていると教えにきてくれた。でも、長 い毛が床に落ちるので、子どもがハイハイを始めるくらいから神経質になってしまい、冷たくあたって、可愛そうなことをしてしまった。それまでは、どこへで も連れて行くほどだったのに赤ちゃんが生まれたら、ほっぽらかし。キャパの小さい自分が非常にイヤである。
うちの子はキャシーも怖がらなかった。まだお座りの頃、鼻を掴んで顔を噛まれたことも。犬なりに手加減してくれていて、噛んだというか歯があたっただけだったけれど、一瞬の出来事に私は震えが止まらなくて、慣れすぎもちょっと怖いな、と反省。
しかし、子どもに対して我慢強い我が家のペットたちは偉かった。ただ、結構フラストレーションはたまるようで、今まで何個のぬいぐるみや靴が庭で無惨な姿になっていたことか(本人に手を出さなくても、こうして仕返しをしている?)。
ミミが死んでしまった時、息子は2才。庭に埋める時、死というものを理解していなかった彼は、「どうして土に入れるの?ミミと遊べなくなっちゃうよ?」と言った。でも、私が悲しむ姿をじっと見ていて、一言。
「ママ、ミミはプリンセスになった。これから一緒にダンスできるよ」。
彼なりに慰めようとしてくれたのだ。
この後、ダンナがヒヨコを買ってきた。彼曰く、「ヒヨコから育てれば情操教育になる。そしてニワトリになったら美味しい卵が食べられる!」
朝コケコッコーと鳴いてうるさいんじゃないか、卵からヒヨコが生まれてしまうんじゃないかと思ったけど、違っていた。メンドリはコッコッコと言うだけだし、無精卵は食べるだけなのだった。
息子はフワフワのヒヨコを不思議そうに見て、世話はもちろんしないが、一緒に遊んでいた。
ヒヨコは半年経たないうちに成長し、うちのプールの周りに放し飼いに。卵集めは、子どもも熱心だった。まさにフリーレンジ。味はバツグンで、このペットは当たりだった!と思っていたある日、発見してしまったのだ。一羽が犬小屋で横たわっているのを。
悩んだ末、「ポプル(名前)は鳥の天国へ行ったよ」と言うと、「え?死んだの?」とあっさり。半年でドライに成長していた息子であった。
今では、ガーデニングをしていてミミズが出てきて私が大騒ぎすると、事もなげなくニワトリに与える。そして今は、なんと高原にある敷地で牛を飼っている が、これもステーキになるのはいつ頃?なんて聞いたりしている。動物好きではあるが、ワイルドでもある。
動物との距離の取り方は、どうも日本人と違うなぁ??
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