- 2007年10月22日
ケアンズと温暖化 10月13日
地球温暖化の影響でグレートバリアリーフ存続の危機が訴えられている昨今、ケアンズのリーフクルーズ会社の一つ、「パッション・オブ・パラダイス」では独自の対策として、クルーズ中の廃棄物や使用燃料、排気ガスの社内監査を行い、温室化ガス削減への取り組みを始めた。取組み方次第で夜間の充電を減らすことも可能、と同社環境マネージャーのアイエロ氏。 現在問題とされているのは、海水温度の上昇による珊瑚の白化現象、白人入植以来の海洋汚染、魚の乱獲、珊瑚を食べるオニヒトデ、など。またGBRへの年間訪問者数は183万人以上(2006年)、GBRに関わる仕事に従事している人は66,000人にも上る。ケアンズにとっては環境的にだけでなく経済的にも非常に重要な資源である。