リタイアの予行演習で1ヶ月コンドミニアムに滞在
ケアンズロングステイ体験談
老後の暮らしを想定して実験的なロングステイをされたHご夫妻
退職して時間も出来たことだし、長年の夢でもあった“海外生活を体験したい”
…それが始まりでした。
レンタカー。最初は緊張しましたが、日本と同じ左側通行なので、慣れれば簡単。ロータリーはちょっと難しいけど、これも慣れですね。「右側優先」をいつも頭に入れてました |
ケアンズは4年前に一度行ったことがあり、とても気に入ったので、また来たいと思っていました。ただ今回は短期間のツアーで行くのではなく、のんびりとケアンズで生活体験、それが第一の目的でした。
娘の協力を得て、ネット上で見つけたのが、リビング・イン・ケアンズのロングステイのページ。長期滞在用のコンドミニアムをかり、メールでの出発前の丁寧なやりとりのおかげで、心配事もかなり解決し、勇気を出していざ出発となりました。
言葉や生活習慣、色々と不安があったけど
車を借りたり、まずはトライ。
スーパーでの買い出しも所変われば新鮮です。 |
週末にオープンするフルーツマーケット。妻が好きなので毎週欠かさずに行ってました |
何をしたいかなんてあまり考えておらず、ただただ海外で生活してみたいというのが主な理由でした。 まずは行動範囲が広がる様にレンタカーを借りました。
道路は日本と同じ左側通行なので、年寄りの私でも何とかなりました。ラウンドアバウト(ロータリー)は慣れていなかったので少し戸惑い気味でしたが、交通量が日本と比べかなり少ないので、あまりあせらず運転することができました。
ごく普通の生活を送っているだけだったけど、
色々と刺激のある毎日が過ごせました
テイクアウェイで食事を買っているところ。カウンター越しに英語で注文。指差しながら何とか通じました(笑) |
夕飯の準備。味噌汁をいつも作ってました。お味噌などは市内のアジア食品店で買えます |
普段はショッピングセンターに買い物に行ったり、カフェでコーヒーを飲んだり。ごく普通の生活ですが、英語をしゃべることや新しい物の発見などがあり、かなり刺激のある毎日を過ごせました。
食事は、滞在したホテルにキッチンが付いていたので、外食はほどほどにし、自分たちで作って食べました。日本食材が豊富にあるので味噌汁は欠かさず飲みました。
週末にはフルーツマーケットがあり、シーズンのフルーツ(日本では何千円もしそうな)をたっぷり楽しみました。
私は釣り、妻は読書
自然の中で、思い思いにリラックスできました
パームコーブの桟橋で釣り。小さい魚やサメなどが釣れます |
妻はビーチの木陰で本を読んだり昼寝をしたりと、のんびり過ごしていました |
天気の良い日はパームコーブという、ケアンズから車で30分位のところにあるビーチまでドライブし、私は釣り、妻は読書、その他週2回くらい、朝、世界でも有名なケアンズの植物園で私がゆったりとコーヒーを飲む間、少し太りぎみなのを気にしている妻が、運動に、と地元に人に人気のウォーキングコース(植物園に隣接した)に通い楽しんでいました。 そこでは多くの野鳥や野生のワラビー(カンガルーに似た小型の動物)に遭遇できたそうです。
ケアンズ市内の海岸通りに新しくできたスイミングラグーンは、とても良かったです。 前回来た時は泥だらけであまり景色の良くなかった海沿いの道(エスプラネード)も、今は絶好の散歩コースでした。
帰国後“老後はケアンズ”という2人の意見が一致しました
1時間かけて歩く散歩コース。とても良い運動になったようです(笑)
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ラグーンから続くボードウォーク(遊歩道)。ヨットハーバーも近くにあり、最高の眺め |
滞在が終わりに近付くにつれ、2人とも日本に帰りたくない、と思いはじめるくらいケアンズは住みやすく、とても気に入ってしまいました。 年金生活者にとって、日本ほど生活費にお金がかからず、とても住み心地が良かったです。
帰国後、ケアンズで退職生活を送りたいという2人の意見が一致し、退職者ビザと家の購入の手続きをしています。 “第2の人生の始まり”という感じで、ケアンズに戻る日を楽しみに待っている次第です。
ロングステイメニュー
ロングステイ、住むところはどうする?