- 2009年10月27日
ケアンズの実習生数60%減
10月26日
ケアンズで、各職業の見習いをする若者の数が60%減っていることが技術研修機関スキル360社によってわかった。同社によると、07年のピーク時はケアンズに、見習いで働く若者が4000名いたが、現在はたったの1700名ということ。同社社長ウィリアム氏は「経済的に非常に厳しい時期にある中、見習いを雇おうとしているビジネスこそ、勇者だ。自社の将来に自信があるだけでなく、街全体の景気回復にも自信がある人たちだ」とコメントした。
このニュースに関するひとこと
一時、「手に職」を政府が強く斡旋してました。確かに、技術を持っている人が減ってしまって、みんなが大学行ってホワイトカラー…の道を選んだら、国全体の問題ですよね。ハイスクールを出て、大工さんなり美容師さんなり、見習いに入ろうとしている若い人を応援したいものです。でもケアンズのハイスクールの専門授業では、業界で働いている人を講師に招いているところもあり、早くから社会に出て働く、ということを意識できる環境があるのも事実です★