- 2008年09月04日
中央銀行が約7年ぶりに利下げを発表
9月2日、オーストラリア準備銀行(中央銀行)は政策金利を0.25%引き下げて、年7.0%とすると発表した。約7年ぶりの利下げで、ケアンズ地区で毎年総額60000万ドルにも及ぶというホームローン市場に大きな影響を与えそうだ。利下げで、また不動産市場が活発になるのでは、と期待される。特に、初めて不動産を購入するファースト・ホーム・バイヤーズがポジティブに動くことが見込まれる。2007-08年度のケアンズの平均不動産価格は$375,000で、ほとんどのファースト・ホーム・バイヤーは価格の95%近くを借り入れしていた。最近のオーストラリアン・ビューローオブ・ステタスティックスの調査結果では、当エリアでは16546人がローンを抱えており、そのうち5人に1人は、収入の30%以上をローンの返済に回すことにストレスを感じていると言う。