- 2010年06月29日
地元産のエビ、輸出開始
6月24日
ケアンズ近海で穫れたエビが初めてアメリカに向けて輸出される。通常、アメリカでは皮がむかれていて頭の付いていないエビが好まれるが、41億米ドル市場と言われるこのマーケットに参入する。加工を加えると値段が上がってしまうため、アメリカ在住のアジア人や、頭付きのエビを好むハイエンドレストランというニッチなマーケットに焦点を当てた。車エビなど、500kgが輸出され、当地の漁業に410万ドル程度の利益をもたらすとみられる。この輸出は、アメリカとオーストラリアの漁業団体間で4年に渡る交渉の末に決まったもの。「中国とは争えないから、トップエンドで勝負していく」とトレーラーのオーナー、ロブギディンス氏はコメントした。