- 2007年10月01日
降水量減少の危機 10月1日
今年の乾期は天気もよく、雨も非常に少なかった。遊びにくるには最高だが、専門家からはまた水不足を心配する声が上がっている。ケアンズでは毎日81メガリットルの水が使用されているが(住民、観光客含めて)、夏にはこの使用量が100メガリットルを越えると予想される。ケアンズ水道局によれば、使用される水のうち35メガリットルはBehanaクリークからくみ上げられており、残りはコパロード・ダムから供給されている。しかし気温が上がるに連れてクリークの水が干上がるので、現在貯水量96%のダムの水も想像以上に早く減ることが考えられる。通常乾期の平均降水量が197mmであるのに対してわずか98mmしかなかった今年は、庭に散水は早朝か夜に、また各自のシャワー時間を短くすることが望まれている。