- 2007年06月26日
風力発電所を売却 6月26日
QLD州政府は地球温暖化に対する活動資金を作るために、レイベンズホー近くのWindy Hill風力発電施設を今年中に売却することにした。20基の風力発電機が年間12メガワットの電力を生み出すこの施設は、QLD州でも最大の施設の一つ。この電力で3500世帯の電力をまかなえ、25,000トンの温室効果ガス排出削減に置き換えられる。2000年に州政府が運営する建設会社によって造られたこの施設の売却と同時に、QLD州が持つ南オーストラリア、ビクトリア、西オ—ストラリア各州にある同様の施設も売却予定。この売却による収入はおよそ30億ドルで、水素燃料電池開発などの新しい技術開発に充てられる
このままでは将来QLD州が排出する二酸化炭素の量は2020年までに6.37億トンに上るが、この計画によって5.09億トンまで削減する予定。