- 2010年06月29日
ワニの生息数に大掛かりな調査実施
６月26日
動物に関して州で最高額と言われる５ヶ月間に及ぶ調査で、クイーンズランド州のワニの生息数は過去３年変わっていないという結果が出た。1930年代〜1970年代に捕獲のしすぎで絶滅の危機に追いやられそうになったが、それ以降、法の規定で生息数が回復に向かった。クックタウンからマリボロー間735kmで行われた調査で293頭が確認され、07年に行われた調査時よりも４頭の増加に留まった。（対象となったのは、体長４m以上のワニのみ）。生息数が最も多く確認された河川は、マリーリバー(Murray River)、プロサパインリバー(Proserpine River)、ハルリバー(Hull River)。調査を行ったのは、40名のスタッフで、計340時間が費やされた。マリンクイーンズランドファーノースクイーンズランドウェイン・バーン議長は、「問題はワニが昔に比べて人の居住地区近辺に増えたことだと思う」とコメント。他にも、ワニの生息数が増加していないはずはない、とこの調査結果に首をかしげる人が多い。
