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ケアンズ…スローライフ日記

アバター観ました

2010年02月21日

話題の映画「アバター」の森のシーンの多くが、
映画デザイナーがここケアンズの
スカイレールに乗った時に撮った写真をもとに描かれた
って知ってました?

(アメリカの映画関連サイトのインタビューで明かされました)

興行成績記録を塗り替えた=世界中の人に支持されてる
映画のクリエーションにケアンズの森が一役買っていたとは。。

観た感想は、一言で言えばこれは「啓示」だっていうこと。

自然とつながりながら生きている先住民ナヴィと
自己の金銭的な利益だけを求めて
自然や命を破壊するスカイピープル(地球人)。

森の生命力、暗がりできらめく植物、魂の樹、といった
美しい映像や、鳥獣を乗りこなすナヴィの姿に
ぐんぐん惹き込まれます。

人と環境が調和しながら暮らす理想郷に惹かれ、
「結果を出せ!」と任務との板挟みになる主人公。

スクリーンを観ながら、不思議な感覚が甦ってきました

単純だからストーリーに入り込んだだけかもしれないけど

「なぜわかってくれないのか、という絶望感」

「大切なものを守るためには戦いを避けられない、という切なさ」

「侵略に対する怒り」

みたいな感覚が、湧き出て仕方ない。
自分でもビックリです。
前世でそういう体験をしたのかも、と感じました。

ナヴィはアメリカンインディアンを彷彿させるような
出で立ちや風習(たぶん)なのですが、
それも懐かしい感じで。
(私はよく羽根を身につけています)

今でも時折、「戦士」みたいと言われて微妙〜な気分ですが、
何かアバターを観てつながっちゃいました。

もしかしたら、あの絶望感を超えるために今
白人社会に生きているのかな、とまで感じました。

他に映画の中で心に残ったのは。。

主人公が今は亡き先人の声を伝える樹に
勝つ方法を尋ねたとき

命を生かす道にしか啓示は与えられない」と
言われたこと。

生かすために戦いは避けられないのか?
いくら誠意を尽くして話しても無理なら
やっぱりまずは戦い??
これは自分への問いにもなりました。

そして、映画の中の女性たちがかなり強く
描かれていたこと。

信じることに向かってまっすぐ。
意見を主張したり、実際に戦ったり、
すごい行動に移したり。

2人は命を落としてしまうけれど
周りの反応を気にせず、自分の本心に立ち返って
行動する勇気
にメッセージを感じました。

そして、アバターとしてナヴィと交流していた
植物学者の女性の、
「なぜナヴィは人間である私たちを助けてくれたのかしら」
という台詞。

裏切られるかもしれない、でも
とことん相手を信じる
許容力をナヴィは
持っているんですね。

観る人によって、受け取るメッセージが
きっと様々だと思います。
それだけ深い映画なのでおすすめです!

あ、あとケアンズの熱帯雨林がモデルになってることも
思い出しながら観てくださいね。

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このコメント欄の RSS フィード 2件のコメント »

井上りさ(コメント) 2010/2/23 火曜日 10:45:53

  1. アバター、大也が見たがっていますよ!伝えますね。

     しかし、HP、Topのケアンズの気温を見るたびに、いいなぁ~~~!!!と。 寒さ、駄目です、私。。。

Keiko Murphy(コメント) 2010/2/26 金曜日 13:09:57

  1. まだ日本で上映してますか?ケアンズはそろそろ終わりのようです。
    私の周りには、日本でスキーをしてきた!というオージーがたくさんいますよ!
    ケアンズに住む者としては、四季があるのが本当に素敵だと思うので
    あと少し、寒さを乗り越えて春を楽しんでくださいね。

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プロフィール

Keiko MurphyKeiko Murphy
リビング・イン・ケアンズ発行人。2児の母。 横浜国立大学教育学部卒。在学中インドへ行ってしまったがために(?)バブル期の就職活動に大きな疑問を持ってしまう。卒業後、就職もせずにワーキングホリデーで渡豪。当時の目的は、アボリジニの壁画を見ること。 後、帰国してDTPの仕事に就く。結婚を機に再びケアンズに帰ってきたのが1993年。日本語でケアンズ情報が読めたらいいのに…と、深く考えずに1995年3月にリビングインケアンズを立ち上げ、2011年よりフリー 牡羊座・O型
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