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オーナーの想いは形に現れる、と実感。
2012年11月29日
今日、キュランダ・ソフトキャンディのオーナー、キムと話していて、心が洗われた気がしました。
気軽に「ねーねー、ビジネス始めて1年目、どうだった?」って聞いたんです。
(自分がちょっと不安になってるので。。)
意外なことに、今でこそキュランダ名物というくらいの商品になっているけれど、1年目はあまり認知されていなくて、とにかくいいモノを作ろう、とひっそり頑張っていたそう。
でも、常に改善することはないか考えて行動していた、ということで、価格を調整したり、フレーバーを研究したり、日本人の売り子さんに入ってもらったり。。
「観光客の人はたぶん1度しかお店に来ないから、と見合わない料金を付けるようなことは絶対にしない。どんなお客様にも最高のおもてなし、を心がけている。」
前なんて、明日日本に出発だけど、どうしてももっと買いたい、というお客様がいると言ったら、夜10時まで作り続けてくれたんですよ。。なかなか出来ないですよね。 ほんと、全力投球な方です。
それに、1袋$3.95ってすごく良心的だと思いますが、材料費や人件費が上がっても、その料金を維持するために、生産の効率化を計ろうと、今でもかなりの設備投資をしているそうです。
見えないシーンでの努力。。 「大変だね。。」と言ったら 「でも、この仕事が大好きなんだよ。 それに、美味しかったって旅行後もオーダーしてくれる人や、お礼のメールをもらうと本当に嬉しい」
何てピュアなの。。彼の目がいつもキラキラしているのは、楽しんで仕事をしているからですね、きっと。
「Keikoのお店も、地元の質がいいモノを集めてるんだから、1人1人のお客さんを大事にしたら、きっと大丈夫だよ!」
うーん、ありがとう。(だといいけど。。)
日本から帰って来て間もなく、彼等ご夫妻とはお互いのビジョンを話し合いました。 パウチのオープニングにも来てくれて、今も時々語り合ってます。
2人はカナダ人で、ケアンズのサトウキビ畑を見て、地元の砂糖を使ってビジネスをしたい!と思い立った。
私は日本人で、やっぱり地元産業を応援するようなことをしたかった。
そんなヨソ者精神が似てるのかも。
今では、国内に卸先がいっぱいあって、国外にも進出。。とすごい勢いで飛躍しているのに、地に足が着いた考え方、努力を辞めない姿勢、お客様を想う気持ちを変わらずに持っていることを心から尊敬します。
オーナーの想いって、そのまま商品に現れるし、お客様に通じるんですね。 パウチにもキャンディ目当ての方が多いし、ほんと人気のほどを実感します。 (スクールホリデーに日本に帰る方が多いようで、最近特によく出ます)
大丈夫かな?なんて余計なこと考えずに、私もキムみたいに、一期一会を大切に、一途に生きたいなあと思いました!
プロフィール
- Keiko Murphy
- リビング・イン・ケアンズ発行人。2児の母。 横浜国立大学教育学部卒。在学中インドへ行ってしまったがために(?)バブル期の就職活動に大きな疑問を持ってしまう。卒業後、就職もせずにワーキングホリデーで渡豪。当時の目的は、アボリジニの壁画を見ること。 後、帰国してDTPの仕事に就く。結婚を機に再びケアンズに帰ってきたのが1993年。日本語でケアンズ情報が読めたらいいのに…と、深く考えずに1995年3月にリビングインケアンズを立ち上げ、2011年よりフリー 牡羊座・O型
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