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テレビ番組に感動
2011年05月27日
4月に、日本からケアンズに戻って来て(父の危篤で緊急帰国してました)、まだ1ヶ月ちょっと。
その間、すごーく色々なことがありました。環境がガラリと変わった他、新聞、ローカルニュース、ラジオにも出てしまうなど、新しい体験も。ブログをさぼっていたので、これからちょっとづつ遡ろうと思います。
でも、今日はテレビ番組の話(笑)
昨日見た番組に感動したので、忘れないうちに書きます。
オプラ・ウィンフリーというアメリカ人の司会者が番組25年目にして引退とのことでのスペシャルショー。大きな会場に招かれたゲストがすごい。
オプラさんが黒人だからか、ジェイミー・フォックスとかアッシャーとか、マイケル・ジョーダンまで、錚々たる顔ぶれが勢揃い。
アメリカ人は演出に長けているので、それぞれがスピーチ、歌、ジョークと、ショーとしても見応えがありました。
でも、私が泣けたのは(←おばさんは涙腺が緩い)、オプラさんが設立した奨学金制度で、3万人を超える若者が学校へ行ったというくだり。
「オプラ、あなたは自分に子どもはいないけれど、アメリカのそれは多くの子どもを育てたのよ」そんな友達の一言。
スクリーンには、「彼女のお陰で新しい人生の扉が開けた。今度は僕が他の人のために自分を捧げる番だ」とある青年。
「親にお金がなくて学問は諦めたけれど、奨学金のお陰でドクターになれた。」
そんなエピソードと共に、奨学生たちがステージに集まったのです。(皆さん黒人でした)
自分が受けた恩を、社会に返していこうとする。学ぶって本当はそういうことなんだろうなあ。
そういう機会を作ったオプラは本当にすごい!
彼女は25年間に渡って、1回1回のショーをただ懸命に作っただけ。打算はなかったと思います。結果として、視聴者の女性に圧倒的に支持され、「世界で最も有力な女性」と称されるまでになったわけですが。。
「オプラは、強く生きること、愛に生きることを教えてくれた。」「彼女のもともとの人間性だけでなく、年月を経て彼女がどんな人間になったのか、に僕は驚いている。彼女の言動は全て神の御心に沿うものだ。」
彼女に関わりのある人々の賞賛の言葉で、どんな仕事をしてきたか、番組を見たことのない私もグッときちゃいました。
黒人、テレビキャスター…自分の人生のステージを生かし切って、周りにいる人も、自分の知らない人にも与え尽くしている、ということに、すごく感動したのです。
知ったところで、番組終了というのが残念?
プロフィール
- Keiko Murphy
- リビング・イン・ケアンズ発行人。2児の母。 横浜国立大学教育学部卒。在学中インドへ行ってしまったがために(?)バブル期の就職活動に大きな疑問を持ってしまう。卒業後、就職もせずにワーキングホリデーで渡豪。当時の目的は、アボリジニの壁画を見ること。 後、帰国してDTPの仕事に就く。結婚を機に再びケアンズに帰ってきたのが1993年。日本語でケアンズ情報が読めたらいいのに…と、深く考えずに1995年3月にリビングインケアンズを立ち上げ、2011年よりフリー 牡羊座・O型
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