日本から自由にお買い物!


ケアンズの注目キーワード

売ります・買いますなどケアンズの掲示板

ケアンズ…スローライフ日記

一緒に働いたスタッフさんと再会

2013年03月13日

2011年6月に、16年間勤めたリビングインケアンズを手放した私。

自分で生んで育てた仕事だっただけに、辞める時は色々な気持ちが入り混ざってました。 達成感、感謝、と同時に、これから私は何をしていくんだろう、とか、今まで本当に情熱を注いできたものがなくなってしまって、心に穴が開いたような、我が子を嫁に出したような。。

この急な決断の理由は、父親に余命宣告が出たことだったので、時間との戦いもあり。

 

自分たちで手掛けた最後の号を製作中に東日本大震災が起こり、急遽チャリティイベントを行い、募金を募るためのオリジナルTシャツを作り。。 (父はこのイベントの当日の朝、旅立ちました)

$ケアンズ産ユニークギフト専門店★パウチ

 

父の残された時間を一緒に過ごしたい、と雑誌を廃刊する方向で動いていたので、特集の記事の書き方も、クライアントさんにお願いした寄せ書きも全部、これで最後、的な内容だったんです。

それが縁あって、現オーナーさんに引き継いでいただけることになったので、ものすごい短期間でページ構成も文章も全部書き直しました。

 

$ケアンズ産ユニークギフト専門店★パウチ

 

(↑ 私たちが手掛けた最後の号の表紙。ケアンズ在住の皆さんが書いて下さった、ケアンズへの想いを集めた傑作です。パウチのロゴの一部が使われていて何だか示唆的..。)

 

最後のチームだった2人は、私のものすごいジェットコースターライドと信じられないくらいの多忙なスケジュールをシェアしてくれました。 オフィスで感情が高ぶっていた時も、そっと適確にフォローしてくれた。私の涙を知っている数少ない男子たちです(笑)

 

ケアンズ産ユニークギフト専門店★パウチ

 

先日、その時のグラフィックデザイン担当の大輔さんが日本からケアンズに遊びにやってきました!

お店を訪ねてくれて、思い出話に花を咲かせました。

彼がパウチにいる時に、何回か新商品が届き、2人でワクワクして箱を開けたり。 (写真は、急な仕事とのことで、いきなり作業をしている図。1年半のブランクがあるなんて信じられないくらい馴染んでます。ぬいぐるみとも・笑)

思い出だけじゃなくて、今考えていることも色々話して。。

 

ケアンズ産ユニークギフト専門店★パウチ

(↑夜は、現リビングインケアンズのチームの皆さんとごはんへ)

 

私は、しっかり引っ張っていくタイプの人間じゃなくて、会社を学校のように思ってました。

スタッフさんが入ると、一時期、縁があって一緒に働いてもらうのだから、この子たちがやりたいことにチャレンジして、何かを学びながら楽しく過ごしてくれたらいいなあと。 (もちろん、社会人として責任ある仕事をするのが前提ですが)

辞めるときは、卒業するんだな、また次のステージでがんばって、という想い。

もちろん、最初の頃は、人の出入りがあると自分をすごく責めたり、葛藤もありました。

でも、考え方をシフトしてから、人が入る度に新しい風が吹いて、私も楽しく過ごさせてもらい、本当に皆に感謝してます。人に恵まれてたなあ、とつくづく思います。

ウェブサイトに厚みが出たり、クライアントさん連動イベントをしたり、読者参加型のイベントをしたり、オリジナルグッズを作って卸したり、本当に人が入る度に新しいチャレンジができたんですよね。。

今は1人で仕事をしているので、やっぱり色んな人と知恵を出し合って動くのっていいなあ、と改めて思いました。

大輔さん、日本で一段と羽ばたいちゃってくださいね!

関連記事

プロフィール

Keiko MurphyKeiko Murphy
リビング・イン・ケアンズ発行人。2児の母。 横浜国立大学教育学部卒。在学中インドへ行ってしまったがために(?)バブル期の就職活動に大きな疑問を持ってしまう。卒業後、就職もせずにワーキングホリデーで渡豪。当時の目的は、アボリジニの壁画を見ること。 後、帰国してDTPの仕事に就く。結婚を機に再びケアンズに帰ってきたのが1993年。日本語でケアンズ情報が読めたらいいのに…と、深く考えずに1995年3月にリビングインケアンズを立ち上げ、2011年よりフリー 牡羊座・O型
2016年6月
« 5月    
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930  

新着エントリー

新着コメント

RSSフィード

このブログのRSS
この記事/コメントのRSS