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今の心境を少しづつ。
2011年05月25日
今日は素晴らしく良いお天気です。
海はあくまで青く、すべてを包みこんでくれるような穏やかさ。
ボートにでも乗って、近くの島まで行ってみたい、そんな気持ちになります。
日射しは相変わらず強いけれど、あふれんばかりのエネルギッシュな緑を映し出していた真夏を過ぎた今、樹々は柔らかく照らされています。
大震災、父の死… 信じられないほど多くの涙を流す日々の中で、私の中で色んなものがそぎ落とされていきました。
命があって、屋根があって食べるものがあって、健康な子ども達がいる。それに積み上げてきたものは、自分の心に刻まれている。
だから、今は、手放すことが恐くない。そういう心境です。
数ヶ月前には考えもしなかった方向に、私の人生は動き始めました。
正しい道なのかどうかなんてわかりませんが、1つ1つ選んだ結果です。
16年前に、自分で生んで育てた仕事を辞めるというのは、当然ながら大きな決断でした。
でも、家族や命が関わることだったので、気持ちは変わらなかった。
(このブログを読んでいる方に、もし、心配をおかけしていたらごめんなさい。色々なことの最終調整中なので、公的な告知ができずにいて心苦しいですが、良い方向に向かっています。)
今は、ただただ、与えられたステージできちんと生きよう、と思っています。
それは、現在いる場所で成すべきことをして、偶然ではない周りの人との会話や出会いや、できごとを味わいながら、つつましく毎日を送ること。
この先の自分に何が待っているのかはまったくわかりませんが、生かされている、ということに感謝するのみ。
少しづつ元気を取り戻して、命ある限り、自分の選んだ道を精一杯進んでゆくことが、父への供養かなと思っています。
最近、たくさんの方から温かいお言葉や、素敵な時をいただいて胸がいっぱいに。私は独りじゃなかった、と強く強く感じています。心から御礼を申し上げます。
プロフィール
- Keiko Murphy
- リビング・イン・ケアンズ発行人。2児の母。 横浜国立大学教育学部卒。在学中インドへ行ってしまったがために(?)バブル期の就職活動に大きな疑問を持ってしまう。卒業後、就職もせずにワーキングホリデーで渡豪。当時の目的は、アボリジニの壁画を見ること。 後、帰国してDTPの仕事に就く。結婚を機に再びケアンズに帰ってきたのが1993年。日本語でケアンズ情報が読めたらいいのに…と、深く考えずに1995年3月にリビングインケアンズを立ち上げ、2011年よりフリー 牡羊座・O型
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