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松本先生
2010年05月24日
創刊以来エッセーを投稿下さっている松本先生が、掲載100回を機にやめる、と前回の記事に書かれました。
先生は、長いおつきあいの中で深いつながりを感じさせていただいている存在です。
親子でもなく、師弟でもなく、友人というのも厚かましい、ちょっと不思議な関わり?
夜シャンペンを飲んでいて色んなことを思い出しました。
最初の出会いは、先生のご自宅。リビングインケアンズをこれから創刊する、という時で、当時いたビジネスパートナーが先生を紹介してくれたのでした。
「おまえさん、地元のためにがんばるつもりなのか?
じゃあ俺もひとはだ脱ぐよ」と
エッセーの投稿を快諾して下さり、何と1年分の広告費もくれました。
まだ27歳の若造の私に、その後、辛〜い試練がやってきて、本当に死にたいような日々を送っていたのです。
そんな時、1本の電話。松本先生からでした。
「俺、あんたのことよく知らねえけどよ、若いのにそんな顔してちゃいけない。
良かったら、道場に来てみねえか」と。
単純な私はすぐに道場へ行き(笑)、体を動かして行くうちに、何だか気持ちがすーっとしてきて少しづつ前向きになっていきました。
あの状態から救っていただいたんです。
その後も、「何かおめえは、ほっとけねえな」とか言ってちょっとした時に助けてくれました。
たまたまの電話で、「お腹がいたくて仕事休んでます」と言うと、家までちり紙にくるんだ不思議な薬(笑)を持ってきてくれたり、
「赤ん坊生まれたか」と自宅まで来てくれたり、
仕事をなあなあにすると叱られたり、ハッキリ何かを言われたり。
「おまえ、もうちょっと愛想良くなんねえか。
特に電話を切る前のしゃべり方なんて、やばいぜ」
「えー、そうですか。全然普通のつもりだったんですけど。すみません。
でも、先生だって、いつも “じゃあな” ガチャン って切ってますよ」
そういう会話が結構あり、耳に痛いことを言ってくれる人ってなかなかいないので、ムカつきつつ(笑)有り難く聞いて来ました。
↑ 先生と一緒に撮った、たった1枚の写真。左が私です。
そういえば、先生の記事を読んだ匿名の人から「訴える」と言われたこともありました。
でも、先生は写真もプロフィールも正々堂々と出して、個人の意見として書いているのだし、発行しているのは私ですから、何かあったら私が責任を取ります。とキッパリ言いながら、影で弁護士に相談したり、発行物の免責保険とか調べたことも。
その後、先生も「迷惑はかけたくない」と表現を押さえ気味にしてくれたのですが、たまーに「これ、キツいです」という文が出てきたりして。
相談しながら、印刷前に書き直していただくことが少なからずありました。
15年の間にお互い色々ありましたが、リビングインケアンズの仕事を通じて、先生の生き様のほんの一部に触れさせていただけて嬉しいなあ、と思っています。
先生の気持ちが、多くを語らずともわかることがありますし(違ってたら図々しいだけですね)、あと2号で執筆を止めるとお聞きした時は、もっとお願いします、と言えなかった。
そこで、お願い、があるのですが。
良かったら皆さんの記事の感想や先生への励ましなどを
メールで送っていただきたいのです。
先生にとって、15年近くも投稿して下さった良い記念になると思うから…。
ケアンズにああいう方がいらして、その方の考えを読めた私たちはラッキーだと思いますよ。もしそう感じたらぜひアクションを起こしましょう!
ご自分のメールアドレスを直接知られたくなかったら、編集部宛(info@livingincairns.com.au) に送って下さい。内容だけ先生にお送りします。
人をとても大切にする方なので、絶対に喜ばれると思います★
と、こんなことを書いてもこのブログを読んでいる方がいるのかいないかもわからないんですけど……。
このコメント欄の RSS フィード 4件のコメント »
ご無沙汰しております。けいこさん!お元気でいらっしゃいますか?一緒に松本道場でほんの少しの間でしたが、夫婦で稽古をさせていただきました。日本に住む前にけいこさんには、リビケンで私たち夫婦の記事を載せて頂きました。ありがとうございました。(上の写真の右側が私です。ブログを読ませて頂いて、自分の顔が出てたのでビックリしました!私の事覚えていらっしゃいますか?)松本先生がコラムを辞めてしまうのはとても残念ですね。。。ケアンズに居る時は、興味深く読ませて頂いていたので。先生にお会いしたらよろしくお伝えください。
美保さん、ぜひぜひ先生にメールを送って下さいね。
自分もそうですけど、対面の仕事でないので、本当に人のお役に立てているのか、と疑問に思うことがあるものです。
できたら先生の記事を本にまとめたい、という夢もあるけれど、自費出版はキツいし難しいところです。
ではまた、お話しましょう。
Misaさん
コメント嬉しく拝見しました。
(もちろん覚えていますよ。ご主人もお元気ですか?まだ日本にお住まいですか?)そう、寂しいけれどモノには必ず始まりと終わりがあるということで。。
松本先生に、Misaさんのこと伝えておきますね。がんばって、先生の他の記事をこのサイトにアップしていこうと思っています。
また機会があったら読んで下さい!
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プロフィール
Keiko Murphy
- リビング・イン・ケアンズ発行人。2児の母。 横浜国立大学教育学部卒。在学中インドへ行ってしまったがために(?)バブル期の就職活動に大きな疑問を持ってしまう。卒業後、就職もせずにワーキングホリデーで渡豪。当時の目的は、アボリジニの壁画を見ること。 後、帰国してDTPの仕事に就く。結婚を機に再びケアンズに帰ってきたのが1993年。日本語でケアンズ情報が読めたらいいのに…と、深く考えずに1995年3月にリビングインケアンズを立ち上げ、2011年よりフリー 牡羊座・O型
恵子さん、プロフェッショナルズの美保です。
松本先生のコラム、私も毎号楽しみに読ませて頂いているので、今月号の「100号で辞める」宣言は、残念な気持ちで拝見しました。「先生に、続けるようにお願いしてください!」と恵子さんにメールを打とうと思ってたところでした。先生へのメール、ぜひ書かせて頂きます。